《素朴な少年から”金髪ギャル男”に…》「別の友だちと話しただけで縁を切るぞと…」復縁トラブルで元妻の家族を襲撃したDV男 “陰湿いじめ”と“強烈な独占欲”を元友人が告白
「自分の"敵"だと思い込んだ途端、攻撃的になるやつでした。今回の事件も、元奥さんを執拗に追い回していたという話なので、学生の頃から根本は変わっていないんだなと…」──こう語るのは、群馬県太田市の手塚由佳さん(52)が殺害された事件に関わったとして公開手配されたのち、逮捕された三原理稀容疑者(30)の同級生だ。
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三原容疑者は手塚さんの長女の元夫で、ことし3月までに婚姻関係を解消した後もたびたび女性に復縁を求め、警察沙汰の喧嘩やDVトラブルを繰り返していた。事件の6日前には、手塚さんの長女に対して「母親と弟(編集部註:刃物で襲われた長男)を殺して自分も死ぬ」と脅迫めいたことを話していたこともわかっている。
こうした男の"執拗さ"はいつ生まれたのか──。男の周辺を取材するため地元を訪れたところ、中学生時代に"いじめ"にあったという同級生が冒頭のように証言したのだった。
全国紙社会部記者が最新の捜査状況を解説する。
「高崎市のパチンコ店の休憩室にいたところを、警察官に発見されてそのまま逮捕されました。事件後、現場付近の防犯カメラに映っていた服装とは異なる服装で店内にいたことから、逃走中に着替えたとみられますが、警官に声をかけられた際、特に暴れる様子などはなかったといいます。
被害者の手塚さんの家からは刃渡り約20センチの包丁が見つかっているといいますが、逮捕後の調べで容疑者は『自分で包丁を準備して持ち込んだ』と話している。県警は計画的な犯行とみて捜査を続けている」
三原容疑者は群馬県北群馬郡出身。出生時は母親の実家で暮らしていたという。近隣に長年住む男性は幼い頃の容疑者についてこう話す。
「理稀さんが12歳ぐらいまで、ここに住んでいたんじゃないかな。中学生の頃には引っ越したと思います。近くでしたが。
お父さんは元気のいい人でしたね。ペンキ塗りではないのに、家の屋根塗りとかを日曜大工していましたよ。
小学生の頃のことしかわかりませんが、普通よりもちょっとヤンチャだったんじゃないですかね。集団登校とかで並んで歩くときにちょっとしたいざこざがあったとかね。あと理稀さんにいじめられた同じ学校の子がいたんですよ。いじめられた子の親が理稀さんの親に、『うちの子をいじめないでください』と強く注意したと聞きました」
取材班は、容疑者の中学校の卒業アルバムも入手した。短く切り揃えられた髪で素朴な印象だった。一見すると"ヤンチャ"をするには見えないが、中学時代にもトラブルを起こしていたという。ある同級生が「僕はいじめられていた」と証言する。
「小学生時代から一緒にサッカーやったり、スマブラ(テレビゲーム)をやったりしていました。僕は"仲間"と思っていたのですが、中学のあるとき彼が"嫌い"と言っている人とちょっと話しただけで、態度が一変して。『縁を切るぞ』とか言われたり、用事があるのに家に帰してくれなかったり、執拗な感じで"詰めて"きた。
同じ理由で、別の人にもいじめをしていました。クラスでは目立つタイプではありませんでしたが、陰湿で近寄りがたい一面があり、彼を避けている人も多かった」
一方で、スポーツ少年としての一面もあった。容疑者は中学時代、体操部に所属しており部内では"エース級"だったという。2013年の全国紙には、前橋市のある工業高校の代表として新体操団体競技でインターハイに出場したという記事も確認できる。
別の同級生はこう明かした。
「中学校のとき、かなりスパルタな教師がいて。三原はその人にいびられている生徒がいると、間に入ることもあった。友だち思いなところもあるにはあるんです。
最後に会ったのは成人式の時でした。モリモリギャル男みたいな金髪姿でしたが、暗い雰囲気が抜けていたので、高校で垢抜けたんのだろうと思った。配送業をやっていると聞きましたが、会ったのはそれきりで。こんな形で彼のことを思い出すことになるとは……」
前出の男性が振り返って話す。
「自分の"敵"だと思い込んだ途端、攻撃的になるやつでした。今回の事件も、元奥さんを執拗に追い回していたという話なので、"執着"が半端じゃなく強いんだろうなと思いました」
目下、取り調べを受けている三原容疑者はいま、どんな思いでいるのか。
