初めて古馬に挑む重賞2勝馬リアライズシリウス

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 「毎日王冠・G2」(10月4日、東京)

 春の牡馬クラシックで存在感を見せたリアライズシリウスが、天皇賞・秋の主要ステップレースの毎日王冠で再始動する。24日の1週前追い切りでは美浦Wで6F84秒3-11秒4。僚馬2頭を内から追い掛ける形で、中のソラネルマン(3歳1勝クラス)には約半馬身遅れたが、負荷をかけられて態勢を整えた。手塚久師も「しっかり本数もこなしている。今のところ不安はない。あとは休み明けということだけ」と静かにうなずく。

 デビューから連勝で昨夏の新潟2歳SをV。同じ東京芝1800メートルを舞台にした2月の共同通信杯では、直線早めに抜け出して押し切っての勝利で、後に春のクラシック2冠を勝ち取るロブチェンに初黒星を付けた。皐月賞2着の実績が買われて2番人気で挑んだ前走のダービーではキャリア6戦目にして初の着外(7着)。それだけに師は「一番得意な舞台になるし、しっかり結果を出したい」と復権を期す。

 古馬とは初対戦だが、ここで力を発揮できれば今後に向けて一気に視界は開ける。「いい結果が出れば大舞台に行きたい。それだけのポテンシャルはある」と師。追い切りで直接感触を確かめた津村も、ひと夏越えた相棒に「精神面もだいぶどっしりしてきた」と目を細め、「力はあるし、見劣りしない」と言い切る。毎日王冠は直近7年で3歳馬が5勝。近年の傾向も追い風に、実りの秋への第一歩を踏み出す。