攻守両面でハイパフォーマンスを披露している鈴木。(C)Getty Images

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 日本代表GKの鈴木彩艶は、アストン・ビラに移籍してから評価をさらに高めている。プレミアリーグ初挑戦ながら、ワールドクラスの前任者を忘れさせる活躍ぶりだ。

 アーセナル戦でデビューを飾ってから、鈴木はプレミアリーグの4試合とチャンピオンズ・リーグ、カラバオ・カップの各1試合と、計6試合に出場。7ゴールを決められたが、やむを得ない失点が多かったとの声が少なくない。

 むしろ、高精度のロングフィードを含めたビルドアップへの貢献や、特にリーグ前節のトッテナム戦でたびたび披露した鋭い反応のシュートストップは、世界的にも称賛を集めている。

 前任者のエミリアーノ・マルティネスは、アルゼンチン代表の正守護神としてワールドカップも制したビッグネーム。それだけに、鈴木には大きな重圧がかかると見られていた。だが、ここまではその責務を十分に果たしている。

 過去2シーズンのセリエAで鈴木の能力を見てきたイタリアのメディア『TUTTOmercatoWEB』も、9月25日に「マルティネスはもう思い出?」と、鈴木の活躍を伝えた。

「90分。スズキがプレミアリーグに適応するのに要した時間だ。加入直後のブライトン戦は当然ベンチだったが、それから彼はアストン・ビラの心をつかんだ。パルマに別れを告げた日本人は、正しいメンタリティへの順応にまったく問題を抱えなかった」

「アストン・ビラ加入への期待とプレッシャーは決して小さなものではなかった。だが、パルマでセリエAを戦った2シーズンを経て、スズキとビラ・パークの間には、すぐに良いフィーリングが生まれたのだ」
 
 同メディアは「新戦力に決してやさしくない地元メディアも、シーズン序盤戦を称賛している」と続けた。

「実際、『エミリアーノ・マルティネスからのアップグレードになる可能性』も論じられるほどだ。そう、あのディブからの、である。その後任となるのは簡単ではなかった。だが、数字が裏づけている。いずれもスズキの味方だ」

 もちろん、まだ世界最高峰の舞台での挑戦は始まったばかり。ただ、慢心という言葉は鈴木の辞書にない。さらなる飛躍に期待するばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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