日本破り金メダル→兵役免除でMLB進出確実も…韓国スーパースターが“謝罪”を口にしたワケ「本当に申し訳ない」「自分に失望」【アジア大会】

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韓国球界の“スーパースター”キム・ドヨンが愛知・名古屋アジア大会で手にした金メダルは、一部では1億ドル(日本円=約157億円)の価値があると呼ばれている。

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彼が兵役問題を解決したことで将来のメジャー進出を早め、大型契約の可能性を高めたという意味だ。しかし、当のキム・ドヨン本人は、喜びではなく自責の念をにじませるインタビューを行った。

キム・ドヨンは9月27日、豊橋市民球場で行われた愛知・名古屋アジア大会決勝の日本戦に「3番・三塁手」で先発出場し、決勝打を含む5打数2安打1打点の活躍で韓国の金メダル獲得に大きく貢献した。

キム・ドヨン(左/写真提供=OSEN)

1回表一死一塁で右前安打を放ち好感触を得ると、1-1で迎えた8回表二死一、三塁のチャンスで三塁方向への絶妙な1点内野安打を放ち、これが決勝打となった。試合は韓国が3-1で勝利した。

だが、試合後に話を聞いたキム・ドヨンの表情は晴れやかではなかった。大会を通じてチームやファンの期待に応えられなかったという自責の念が先立ったためだ。

キム・ドヨンは「金メダルを獲得できて本当に嬉しい反面、どこかすっきりしない気持ちもある」とし、「監督に申し訳なく、コーチ陣やチームメイト、ファンにも本当に申し訳ない。自分が今よりももう少し打ってくれるだろうと期待されていたはずなのに、まったく応えることができなかった。本当に申し訳ないし、まだまだ先は長い」と語った。

決勝打の場面については「本当に極端なことまで考えた。最後まで自分自身を追い込み、ずっと独り言をつぶやいていた。“この打席で結果を出せなければ死ぬしかない”とまで思い詰め、崖っぷちの状況で結果を出した。生命を延長できたようでホッとしている」とし、「結果は良かったものの、自分自身に深く失望したため悔しさが残る。ポジティブな面があるとすれば、自分がさらに成長するきっかけになったことだ」と説明した。

キム・ドヨン(写真提供=OSEN)

今季の韓国プロ野球KBOで誰よりも早く40本塁打の大台に乗せたキム・ドヨンだが、日本の社会人投手の攻略は容易ではなかった。彼は「日本の投手たちのボールは本当に素晴らしかった。制球力が良く、変化球のキレも良かった。だからこそとても悔しい。もっと努力が必要だ」と明かした。

続けて「最初からやり直さなければならないと感じさせられた大会だった。これがどんな感情なのか自分でもわからないが、二度と味わいたくない経験であり、それでも何とか取り返したい気持ちもある」とし、「次回もっと成長して挽回する機会が与えられるなら、絶対に挽回したい」と誓った。

キム・ドヨンはこの場を借りて、自分のために名古屋まで駆けつけてくれた両親やファンへの感謝の思いも伝えた。彼は「両親が来て身の回りの世話をしてくれた。ずっと食事を気遣ってくれた。本当にありがたかった。だからこそ余計に金メダルで報いたかった」とし、「正直、今大会の自分は自分自身に対する確信が持てずにいたが、ファンの方々はどう思っていたかわからない。自分自身すら期待していなかったのに、絶えず声援を送り続けてくださり本当にありがたかった。だからこそ勝てたのだと思う。本当に申し訳なく思っているし、次は必ず挽回する」と本音をのぞかせた。

キム・ドヨンは金メダルの余韻も冷めやらぬまま所属チームのKIAタイガースへ合流し、激しい順位争いに身を投じる。直ちに29日からKIAに復帰する彼は、「早く良いコンディションを整えて、KIAの力になりたい。チームが上に行けるところまで上を目指したい」とし、「本塁打王への執着は全くない。今は本塁打王を狙っている場合ではない」と、どこまでもKIAのために戦うという強い意気込みを示した。

(記事提供=OSEN)