日本時代建設の水利施設、「二峰圳」と「力里渓水圳」が土木遺産に/台湾
県政府などの資料によると、二峰圳は1923(大正12)年、力里渓水圳は26(大正15)年までに完成した。台湾製糖の技師として活躍した鳥居信平が設計した施設で、地形や地質などを利用した特色ある伏流水の取水技術が取り入れられている。いずれも県の文化景観と歴史建築に登録されている。
また、いずれも山林や農地、集落を流れ、世代を超えて地域住民の暮らしに寄り添ってきたとし、保存の取り組みは土木施設そのものをとどめるだけでなく、屏東人と大地が共生してきた暮らしの記憶を残すものだとしている。
選奨土木遺産は、顕彰を通じて歴史的土木構造物の保存に資することを目的に2000年に設立された。台湾では09年に烏山頭ダム、10年に浄水場の台南水道(いずれも南部・台南市)が認定されている。
(黄郁菁/編集:齊藤啓介)

