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 ◇ア・リーグ ホワイトソックス9ー1ロイヤルズ (2026年9月24日 カンザスシティー)

 ホワイトソックスは24日(日本時間25日)、ロイヤルズ戦に快勝してワイルドカード3位以内を確定させ、5年ぶりのポストシーズン(PS)進出を決めた。2年連続以上100敗していたチームでは史上初の快挙。またカブスもこの日、PS進出を決め、同じシカゴに本拠を置く両軍が同日に進出を決めたのは史上初めて。村上宗隆内野手(26)は5試合連続打点を挙げるなど、1安打1四球で勝利に貢献した。 

 シャンパンを滴らせて喜びを爆発させた。過去2年連続で100敗以上していたチームのPS進出は史上初めて。3年連続で100敗以上に沈んでいたが、低評価を覆しての快進撃。村上は「最初は凄い弱いチームに入ったとか言われたけど、凄くいいチームメートと最高の気分を味わえてうれしいです」と誇らしげに語った。

 初のシャンパンファイトでも主役だった。地元局のリポーターに「1~10で今の気分は?」と問われ、100点満点を意味する「ワンハンドレッド!」と珍回答。シャンパンを空けた本数についても「ワンハンドレッド!」。心境を問われると「アイム、ジャパニーーーズ!」と、自身と同じく「ムネ」の愛称で親しまれた川崎宗則氏が用いたフレーズを引用した。川崎氏とは同じ九州出身でかつては「ムネリンズ」を結成し、オフに自主トレを共に行った先輩にも届く雄叫びだった。

 開幕から3試合連続本塁打、4月には5試合連続本塁打を放ち躍進の原動力となった。5月末に右太腿裏肉離れで約1カ月離脱しながらも、バルガスと並ぶチーム最多の33本塁打で、日本選手のメジャー1年目の最多本塁打数も塗り替えた。夏場以降は不振に苦しんだ。この日は1安打1四球、内野ゴロの間の1打点で勝利に貢献したが、打率は・204。それでも低迷チームの空気を変えた功績は大きく、クリス・ゲッツGMも「必要なのはたった一振り」と長打力を高く評価した。

 ヤクルト時代は2年連続最下位から、21年に日本一に導いた球団再建請負人。「もちろん地区優勝を狙ってるし、チームみんな同じ気持ち。地区優勝してもう1回、みんなで喜べたらと思います。この先何回もできるように頑張りたい」。残り3試合で地区首位ガーディアンズとはわずか1ゲーム差。直接対決に7勝6敗で勝ち越しており、ゲーム差なしで並べばホ軍の地区優勝となる。ムネの背中に乗った快進撃、まだ止まるつもりはない。(杉浦大介通信員)

 ≪過去最多を更新中≫ホワイトソックスは今季82勝目。3年連続で100敗以上したチームの勝利数では過去最多を更新中で、2014年アストロズ、1965年セネタース、1925年ブレーブスの70勝を大きく引き離している。

 ▽アイムジャパニーズ 川崎のメジャー2年目、ブルージェイズ移籍1年目となった13年、5月26日のオリオールズ戦で9回に逆転サヨナラ打を放ち、勝利後のインタビューで「マイネームイズ、ムネノリカワサキ。アイムジャパニーーーズ!」と絶叫。この叫びでファンのハートをつかみ、その後もたびたびインタビュー時に「アイムジャパニーズ!」の決めぜりふを織り交ぜた。