「まだテレビドラマが見つけていない興奮と感動に満ちています」--フジテレビは、国内最高峰のフォーミュラカーレース「SUPER FORMULA」を題材にした連続ドラマを2027年4月期に放送する。JRPや各チームが撮影に全面協力し、0.001秒を追い求める人々の物語を描く。

SUPER FORMULA (C)JRP

○JRP全面協力、“本物のレース”を映像化

舞台となるSUPER FORMULAは、世界トップレベルのドライバーがしのぎを削り、ドライバーのスピードと技術に加えて、エンジニアやメカニックらのチーム力も問われるレースカテゴリーだ。

国内最高峰の舞台で限界のさらに先を追い求めるドライバーと、そのマシンを支え、勝利への道筋を描くチームスタッフたち。一瞬の判断が勝敗を分け、0.001秒の速さを追い続けるモータースポーツの世界を軸に、レースに人生を懸ける人々の情熱や葛藤、チームの絆、ライバルとの戦いを描く本格モータースポーツドラマを目指す。

ドラマでは、SUPER FORMULAを運営するJRPをはじめ、モータースポーツに携わる関係各社がバックアップ。現実のレースの世界を舞台に、サーキットの熱気やマシンの迫力、ピットや無線で交わされる緊迫したやり取りなど、これまでの地上波テレビドラマでは描き切れなかった“本物のレース”の世界を映像化する。

フジテレビが長年培ってきたモータースポーツ中継・番組制作の経験と、ドラマ制作のノウハウを掛け合わせ、レースの迫力だけでなく、そこで生きる人々の物語も描いていく。

JRP会長の近藤真彦は「SUPER FORMULAは、まさに“HUMAN MOTORSPORTS”をテーマに掲げた人間ドラマのあるレースです」とコメント。

「私たち日本レースプロモーションもSF(SUPER FORMULA)の各チームも、ドラマの撮影には全面的に協力していきます」といい、一部で実際のSUPER FORMULAの現場映像も使用される予定だとして、「このドラマをきっかけにモータースポーツ業界全体の更なる発展につながることを期待しています」と語っている。

○「まだテレビドラマが見つけていない興奮と感動」

プロデュースを担当するフジテレビの品田俊介氏は「フォーミュラレースは、わずか0.001秒を争う究極の世界」と表現。

ドライバーだけではなく、エンジニア、メカニック、チームスタッフなど、あらゆる立場の人々が極限のプレッシャーの中で戦っているとして、「一人ひとりの本気が交錯するレースの世界は、まだテレビドラマが見つけていない興奮と感動に満ちています」と話す。

レースファンだけでなく、これまでフォーミュラレースを見たことがない人にもその魅力を届けたいといい、「皆さまの心に火を灯すような、“本気の”人間ドラマをお届けしたいと思っています」と意気込んだ。

○映画、ドキュメンタリー、世界展開も視野

今回の取り組みは連続ドラマだけにとどまらない。フジテレビは同作を起点に、モータースポーツを題材とした映画やドキュメンタリーなど、多角的な展開を目指す。

さらに将来的には世界への展開も視野に入れ、さまざまな形でモータースポーツの魅力を発信していくという。

品田氏は「日本最高峰のレース、SUPER FORMULAをはじめ、実際のモータースポーツ界で活躍する皆さまにご協力いただきながら、これまでにないスケールのエンターテインメントとして描いていきます」と説明している。

ドラマのタイトルやキャスト、物語の詳細は今後発表される。

【編集部MEMO】

近藤真彦は、1964年7月19日生まれ、神奈川県出身。歌手活動と並行してモータースポーツに取り組み、1984年にレースデビュー。ル・マン24時間レースや全日本F3000、フォーミュラ・ニッポンなどに参戦した。2000年にKONDO RACINGを設立し、現在はチームディレクターとして活動。JRP(日本レースプロモーション)会長も務める。