大谷翔平が帰ってきた!初回いきなり右前打 ロバーツ監督「身体的にいい状態にあることが分かる」
◇ナ・リーグ ドジャース1-5パドレス(2026年9月23日 ロサンゼルス)
右上腕二頭筋の炎症で15日間の負傷者リスト(IL)に入っていたドジャースの大谷翔平投手(32)が23日(日本時間24日)、パドレス戦に「2番・DH」で復帰し、4打数1安打1四球だった。初回に右前打し、7回には中堅へ大飛球を放つなど復調をアピール。レギュラーシーズンは残り4試合。ワールドシリーズ(WS)3連覇を目指す10月に万全で臨めるべく仕上げていく。
待ちわびた4万8201人の大観衆が背番号17を迎えた。大谷の名前がコールされると、地鳴りのような大歓声。「2番・DH」で、7日レッズ戦以来16日ぶり復帰。1番以外での先発は昨年8月2日のレイズ戦以来417日ぶりだった。
いきなり快音を響かせた。初回1死、左腕レイのスライダーを一、二塁間へ。9月1日カージナルス戦以来、今月2安打目を記録した。3回は四球、4回2死満塁では空振り三振も、7回には右腕ロドリゲスの99マイル(約159・3キロ)直球を中堅フェンス手前まで運んだ。デーブ・ロバーツ監督は「最後の数週間はああいう速い球にはなかなか追いつけていなかった」と言い、「身体的にいい状態にあることが分かる」と目を細めた。
一方で、初回の右前打では両手でバットを振り切ったが、4回2死満塁でのファウルや、9回に空振り三振を喫した際には右手一本でフォロースルーする場面も。以前からアーロン・ベイツ打撃コーチは「右手一本でスイングを終えることは、何か問題を抱えているかを判断する一つ」と指摘。左手でバットを押し込む力強さが大谷の持ち味で、修正点となりそうだ。
右上腕だけでなく、左膝、首、右肘、腰などにも不調を抱え、慎重に調整してきた。試合前にアンドルー・フリードマン編成本部長は「間違いなく休んだことでかなり良くなっている」と説明。大谷も「序盤の状態まで戻った」と球団側に伝えたという。ロバーツ監督は24日(同25日)の本拠地最終戦の出場も明言。残り4試合中、1試合の休養を挟む可能性もあるが、来たるべき大舞台へ万全に仕上げていく。(柳原 直之)

