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 大会運営、選手宿舎、輸送などでトラブルが相次ぎ、連日メディアやSNSをにぎわせている愛知・名古屋アジア大会の大会組織委員会(AINAGOC)は22日、「第20回アジア競技大会における選手団向け宿泊および飲食サービスに関する一部報道について」と題した声明を発表し、報道内容に反論した。

 声明の中で反論したのが、今月16日にタイのセパタクロー代表選手団が宿泊施設のクルーズ船に乗船しようとしたところ、事前の宿泊情報の登録がなく、長時間を要したとされる問題。組織委は「一部の選手団から提出された書類に不備があり、その解決に時間を要したためであると認識しております」とし、選手団側に主たる責任があると指摘した。

 また17日にはタイのメディアが、同国のテックボール代表コーチが競技会場でのレストランで提供された飲食物を批判したが、組織委は「これらの飲食物はAINAGOCが提供したものではございません」と反論した。

 競技そのものは熱戦が続いているアジア大会だが、国歌の取り違えや輸送の混乱が事実として発生している。組織委は声明を「AINAGOCは、選手団の声に真摯に耳を傾け、関連する業者や機関と協力しながら、既存の宿泊・飲食サービス体制を確実かつ着実に運用し、必要な改善を実施することで、すべての選手団が安心して大会に参加できるよう尽力してまいります」と結び、今後の改善を約束した。

 ▽大会組織委員会声明全文(日本語訳)

 第20回アジア競技大会の開幕に伴い、選手団向けの宿泊および飲食サービスに関しまして、メディアで様々な報道がなされております。

 9月16日のクルーズ船への乗船に際しまして、一部の選手団がソーシャルメディア等において現場の混乱状況を示すような投稿を行ったことを承知しております。

 一部の報道において、「AINAGOCが宿泊システムへ宿泊情報を提出(入力)しなかったことが乗船遅延を招いた」と示唆されておりますが、これが原因ではありません。乗船の遅れおよび混乱の主な原因は、一部の選手団から提出された書類に不備があり、その解決に時間を要したためであると認識しております。

 クルーズ船の運営につきましては、業務を委託しているコスタクルーズおよび株式会社JTBと連携し、適切に対応を行っております。AINAGOCは引き続き関連するサービス提供事業者と緊密に連携し、選手団の円滑な受け入れに努めてまいります。

 また、テックボール競技会場で提供された飲食物の品質に関して、一部の選手団がソーシャルメディア等で批判的なコメントを投稿していることも承知しておりますが、これらの飲食物はAINAGOCが提供したものではございません。

 AINAGOCでは、それぞれの競技、競技日程、およびトレーニング計画などを考慮し、各宿泊施設における食事提供体制を構築しております。また、食物アレルギーや宗教的・文化的な理由による食事制限など、各NOC(国内オリンピック委員会)から寄せられる個別のご要望にお応えするため、関連する業務委託業者と協力して対応しております。

 AINAGOCは、選手団の声に真摯に耳を傾け、関連する業者や機関と協力しながら、既存の宿泊・飲食サービス体制を確実かつ着実に運用し、必要な改善を実施することで、すべての選手団が安心して大会に参加できるよう尽力してまいります。