最終進化形としてコンセプトを定義 ミウラSVからレヴエルトSVまで、ランボルギーニ・スーパーヴェローチェ『公式』ヒストリー(2)
ランボルギーニ・ミウラSV(1971年)
ランボルギーニ・ミウラをさらに進化させたモデルとして、ミウラSVは1971年に公開された。ミドシップに搭載された4LのV型12気筒エンジンは385hpを発揮し現代のスーパーカーの先駆けとなったミウラは、0-100km/h加速を約5.5秒で達成し、最高速度は280km/hを優に超えた。
【画像】ランボルギーニ・スーパーヴェローチェ歴代モデル:ディアブロ、ムルシエラゴ、アヴェンタドールSV編 全44枚
ミウラ・シリーズの最終進化形として、高出力化に加え、ボディの強化、冷却性能と運転快適性の向上も実現された。ミウラSVはランボルギーニ初のスーパーヴェローチェとなり、SVのコンセプトを定義すると同時に、その後に続く高性能モデルの基準を築いた。ミウラSVは150台のみが納車された。

ランボルギーニ・ミウラSV(1971年) ランボルギーニ
ランボルギーニ・ディアブロSV(1995年)
1995年に登場したディアブロSVは、エクスクルーシブなスーパーカーの領域でランボルギーニの存在感をさらに際立せた。スーパーヴェローチェは、オリジナル版から40kgの軽量化を実現し、大型化されたエアインテークをはじめとする洗練されたエアロダイナミクスを特徴としていた。このほかにも、最適化されたサスペンションとブレーキ、伝統的な後輪駆動を採用していた。
その結果、パフォーマンスを徹底的に追求したモデルが誕生し、現代のランボルギーニにおけるSVコンセプトの復活を象徴した。5.7LのV12エンジンが放つ最高出力は510hpに上り、0-100km/h加速を約4.5秒で達成した。

ランボルギーニ・ディアブロSV(1995年) ランボルギーニ
ランボルギーニ・ムルシエラゴLP670-4SV(2009年)
21世紀を迎え、ランボルギーニは圧倒的な存在感を放つランボルギーニ・ムルシエラゴLP670-4SVを発表した。本モデルに搭載された6.5LのV12エンジンは驚異の670hpを発揮し、0-100km/h加速は約3.2秒を記録したが、その驚くべきパフォーマンスを実現したのは、圧倒的なパワーだけによるものではない。
ムルシエラゴLP670-4SVは、オリジナル版と比較して100kg程度軽量化され、リアスポイラーとフロントスプリッターを含む新たなエアロダイナミクスを採用していた。また、スーパーヴェローチェ初の全輪駆動となり、徹底的にサーキット向けのチューニングが施されていた。

ランボルギーニ・ムルシエラゴLP670-4SV(2009年) ランボルギーニ
350台のクーペと50台のロードスターのみが生産され、限定生産となったアイコニックなムルシエラゴLP670-4SVは、クラシックV12時代の頂点を象徴するモデルとなった。
ランボルギーニ・アヴェンタドールSV(2015年)
2015年、ランボルギーニはラインナップのフラッグシップモデルとしてアヴェンタドールSVを発表した。6.5LのV12エンジンは750hpを発揮し、妥協を許さない徹底したパフォーマンスを重視したことにより、0-100km/h加速をわずか2.8秒で実現した。
また、軽量化されたカーボンファイバー製のボディから洗練されたエアロダイナミクスまで、すべてが極めて高い精度で設計されていた。600台限定となった本モデルは、走るたびに、その特別感と純粋なSVのDNAを体現していた。

ランボルギーニ・アヴェンタドールSV(2015年) ランボルギーニ
*ミウラSVからレヴエルトSVまで、ランボルギーニ・スーパーヴェローチェ『公式』ヒストリー(3)へと続きます。

