ミウラSVからレヴエルトSVまで、ランボルギーニ・スーパーヴェローチェ『公式』ヒストリー(1) 圧倒的な速さを誇る55年の系譜
公式資料としてそのまま全文掲載
9月1日、ランボルギーニ・ジャパンは『スーパーヴェローチェ:特別感と感動、パフォーマンスを受け継ぐ伝統』(原題:Super Veloce:a legacy of exclusivity,emotion and performance)と題した、本国プレスリリースの和訳を発表した。
【画像】ランボルギーニ・スーパーヴェローチェ歴代モデル:ミウラSV編 全57枚
サブタイトルには、『ミウラSVからレヴエルトSVまで、ランボルギーニの歴史を紡ぐスーパーヴェローチェの系譜』と書かれている。

ミウラからレヴエルトまで、ランボルギーニ・スーパーヴェローチェの系譜を辿る。 ランボルギーニ
これは今年8月のモントレー・カーウィークで発表された新型モデル、『ランボルギーニ・レヴエルトSV』にタイミングを合わせた形で、同社における『スーパーヴェローチェ(SV)』のヒストリーを解説、定義するものだ。
編集部では公式資料として価値があると考え、表記を第三者視点に変更する程度の変更で、基本的にはそのまま全文掲載することにした。また、リリース文末にあった最新のカンパニープロフィールも掲載している。
なお、ミウラSVにおけるSVは以前、『スピントヴェローチェ=超越した速さ』とされていたが、現在、ランボルギーニ公式上は『スーパーヴェローチェ』となっているため、本稿はその表記を活かすこととした。以下がプレスリリースをベースとした解説となる。
50年以上にわたりさらなる高性能を追求
アウトモビリ・ランボルギーニは、50年以上にわたり、ブランドを象徴するV12モデルをベースに、さらなる高性能を追求したSVモデルを生み出してきた。
SVモデルは、オリジナルモデルを上回るパフォーマンスを実現するためさらなる高出力化が図られるとともに、純粋なドライビング体験を高めるための軽量化技術が導入され、顧客や愛好家に向けて限定台数で生産されている。

今年はミウラ60周年ということで、レヴエルトSVが発表されたモントレーでは歴代モデルが集結。 ランボルギーニ
『スーパーヴェローチェ=圧倒的な速さ』を意味する『SV』の名称が初めて登場したのは55年前のことで、登場からほどなくしてサンタアガタ・ボロネーゼ発の最も過激なロードカーを象徴する存在となった。ランボルギーニにおけるSVのコンセプトは、1971年のミウラSVにまで遡る。
当初から、ランボルギーニは既存モデルを単に改良するのではなく、よりシャープで高性能なモデルへと生まれ変わらせることを追求してきた。こうして独自の伝統が築かれ、SVモデルはしばしば、その時代を技術面で象徴する存在として捉えられるようになった。
SVの系譜には、ミウラSV、ディアブロSV、ムルシエラゴSV、アヴェンタドールSV、そして今年8月にカリフォルニアで開催されたモントレー・カーウィークで発表されたレヴエルトSVが含まれる。
各時代においてパフォーマンスの限界を塗り替えてきた
アウトモビリ・ランボルギーニのチェアマン&CEOであるステファン・ヴィンケルマン氏は次のように述べている。
「55年にわたり、SVはランボルギーニV12の哲学を象徴する重要な存在でした。歴代のどのスーパーヴェローチェも、イノベーション、軽量化技術、特別感、そして純粋なドライビングの歓びという、ランボルギーニを常に際立たせてきた価値観に忠実でありながら、各時代においてパフォーマンスの限界を塗り替えてきました。

レヴエルトSVのアンベール前に登場したステファン・ヴィンケルマン氏。 ランボルギーニ
私自身にとっても、ムルシエラゴLP670-4SV、アヴェンタドールSV、そして今年のレヴエルトSVと、3世代のスーパーヴェローチェを発表できたことを光栄に思います。それぞれが、ミウラSVから始まった伝統を受け継ぎながら、その時代におけるランボルギーニのパフォーマンスの頂点を体現するモデルとなっています」
レヴエルトSVは、ランボルギーニ史上初めてハイブリッドパワートレインを採用するスーパーヴェローチェであり、感情に訴える自然吸気V12エンジンの魅力とハイブリッド技術が生み出す圧倒的なパワーと効率性を融合させることで、新たなベンチマークを確立している。
1963台の限定生産となる本モデルは、最高出力1065ps、最大トルク1425Nmを発揮し、ランボルギーニの市販車として最高の数値を記録し、ハイパフォーマンスの新時代に向けてスーパーヴェローチェの哲学を再定義している。
特別感、純粋なドライビングの歓び、卓越した技術
アウトモビリ・ランボルギーニのチーフマーケティング&セールスオフィサーであるフェデリコ・フォスキーニ氏は次のようにコメントしている。
「ランボルギーニの歴史を通して、SVモデルは当社の自動車の個性とパフォーマンスを極限まで追求した存在として位置付けられてきました。お客様にとって、SVは単なる高性能モデルをはるかに超える存在であり、特別感、純粋なドライビングの歓び、卓越した技術という唯一無二の組み合わせを体現するものです。

ミウラSVからレヴエルトSVまで、ドライビングの歓びとパフォーマンスの限界を再定義し続ける。 ランボルギーニ
レヴエルトSVでは、この哲学が新たな時代へと進み、ランボルギーニの自然吸気V12ならではの感動が、電動化および先進的なビークルダイナミクスと融合されています。その結果として、最も情熱的なコレクターやドライバーの皆様に向けた、スーパーヴェローチェの系譜における新たなベンチマークが誕生しました」
SVモデルには、各時代の最先端技術が採用されてきたが、妥協のないパフォーマンス、より精緻なハンドリング、特別感、そしてドライバーとマシンの一体感を高めるためのドライビング体験という、スーパーヴェローチェが持つ本質的なコンセプトが変わることはない。
ミウラSVからレヴエルトSVまで、ランボルギーニのスーパーヴェローチェは55年にわたり、ドライビングの歓びとパフォーマンスの限界を再定義し続けている。
*ミウラSVからレヴエルトSVまで、ランボルギーニ・スーパーヴェローチェ『公式』ヒストリー(2)へと続きます。

