マグロ漁船にクマ、海転落 宮城、岸まで泳いだか

19日午後8時半ごろ、宮城県塩釜市新浜町1丁目の港で、停泊中のマグロ漁船に体長約1メートルのクマ1頭がタラップを伝って入り込んだ。船内にいた3人は鍵のかかる部屋に避難しけがはなかった。クマは20日午前1時過ぎ、漁船から海に転落。1キロほど北東の海岸の茂みで発見された後、行方が分からなくなった。
港には海面から高さ2メートル以上の岸壁があるため、市は海に転落したクマが泳いで海岸まで移動したとみている。
県警などによると、19日午後7時35分ごろ、港近くの住宅からクマの出没を知らせる110番があった。漁船に入り込んだクマは船首部の甲板で寝ていた様子だったという。海に転落し、約1時間後に見つかった茂みの近くには事業所や住宅が多く、県警や市は捜索するとともに警戒を呼びかけている。
周辺では18日からクマの目撃情報があり、同一個体とみられる。

