山形放送

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山形市出身で注目の若手作曲家・我妻英さんの作品を山形交響楽団が演奏するコンサートが、19日から2日間にわたり山形市で開かれます。作品に込めた我妻さんの思いを取材しました。

山形交響楽団がフルオーケストラでリハーサルを行っているこの楽曲。タイトルは、「管弦楽のための《象られた祈り》」です。作曲したのは、山形市出身の27歳の作曲家・我妻英さんです。我妻さんは昨年度、次世代を担う世界の若手作曲家たちの登竜門として知られる「武満徹作曲賞」で1位に輝くなど、現代音楽の世界でいま注目されています。

(我妻英さん)
「山形交響楽団に作品を演奏してもらうのは作曲家としての夢の1つだった。これほど早くその機会をもらえるとは思っていなかったので大変驚くとともにこれ以上なく光栄に思う」

実は16年前の2010年、山響は我妻さんの母校、山形六小でスクールコンサートを開催。当時まだ小学5年生だった我妻さんの作った曲が演奏されました。

(当時・山形六小5年 我妻英さん)
「ふわーって思い浮かんでさらっと書いた。将来は指揮者か作曲家になれたら」

晴れて夢を叶えた我妻さん。作曲家として手掛けた新曲は、民衆を救うために自ら命を捧げた出羽三山の即身仏をテーマに、構想期間を含め1年以上をかけて制作したものです。

(我妻英さん)
「即身仏の祈りと私たちの対話、命の尊さに少しでも想いを馳せるきっかけに自分の音楽がなれば」

我妻さんの新曲が世界で初めて演奏される山響のコンサートは19日から2日間、山形市の山形テルサで開かれます。