工場転職のプロであるケンシロウが「【経験者が解説】トヨタ期間工の全8工程|仕事内容とキツさを徹底比較」を公開した。動画では、トヨタの自動車製造工場における全8工程の仕事内容と過酷度をランキング形式で解説し、配属先によって労働環境が大きく変わる「配属ガチャ」の実態を明かしている。

動画冒頭、ケンシロウは「基本的に工程によって天国や地獄に分かれてしまう」と述べ、入社段階では配属先が分からない「配属ガチャ」の存在を指摘。想像と現実のギャップに苦しまないためにも、事前に各工程の特徴を知っておくことの重要性を説いた。

ランキングの第8位から第4位にかけては、最終検査工程、成形工程、物流工程、部品の組み立て工程、プレス工程を順に紹介した。完成車の検査を行う最終検査工程は、重大な事故を防ぐ責任がある一方で「かなり軽作業」であり、比較的楽な「あたり工程」だという。成形工程はプラスチック部品を作る部署で、残業が少なく働きやすいものの、材料の色を変える際の作業に労力がかかると解説。また、材料を運搬する物流工程は季節による気温変動を受けやすく、プレス工程は重いドアなどをパレットに積み込む重量物作業が発生するなど、それぞれの特徴と苦労が語られた。

続いて過酷な工程の第3位として「塗装工程」が挙げられた。塗装作業自体はロボットが行うものの、人の手による修正や面検査はホコリ1つ許されないシビアな世界であり、「素人じゃ見分けつかないぐらいの不良」を見抜く集中力が求められるという。第2位の「ボデー工程」は、プレスされた部品を溶接して車の形にする工程だ。溶接による粉塵や煙が発生し空気が悪い上、火花から身を守るために真夏でも長袖長ズボンの着用を強いられる過酷な環境であると明かした。

最も過酷な第1位には「組み立て工程」がランクインした。約8000点に及ぶ部品をラインの速さに合わせてスピーディーに組み付ける必要があり、車の下に潜り込んだり中腰で作業したりと、不自然な姿勢が続くため体力的負担が非常に大きいと説明。トイレにも行きづらい環境であり、コルセットやサポーターを活用して体を守る対策が必須だと呼びかけた。

ケンシロウは「工場の仕事は慣れが一番」と語り、与えられた持ち場でいかにスピーディーに作業に慣れるかが勝負であるとまとめた。これから自動車製造工場への就職を検討している読者にとって、各工程のリアルな実態と具体的な対策を知ることができる、非常に有益な知見となっている。

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