「今何が起きた?」「何もしてないのに」181キロの巨漢力士にまさかの“秒”決着 “100キロ差”対決で小兵が魅せた

<大相撲九月場所>◇五日目◇17日◇東京・両国国技館
体重181.1キロの巨漢力士と、体重81.2キロの小兵力士による体重差99.9キロの無差別級対決で、立ち合い一瞬で勝負が決するまさかの結末となった。突進する巨漢力士が土俵上にバタリと倒れ込む予想外の決着に、館内はどよめき。ファンからも「何もしてないのに」「今何が起きた?」と驚きの声が殺到した。
思わず二度見してしまう鮮やかな決着は、序二段五十八枚目・康誠(秀ノ山)と序二段五十六枚目・揖武貴(武蔵川)の一番で起こった。
康誠は平成20年(2008年)生まれの18歳。身長166.0センチ、体重81.2キロと小兵ながら、粘り強い相撲が話題を呼んでいる。対する揖武貴は平成16年(2004年)生まれの21歳で、身長183.0センチ、体重181.1キロ。年齢差は3歳、体重差はなんと約100キロ、2.2倍というまさに大人と子供のような明らかな体格差対決となった。
時間いっぱいで両者が手をつき、立ち合い。正面から勢いよく突っ張ろうと前に出た揖武貴に対し、康誠は立ち合いの瞬間に左へ低く沈み込むように変化した。揖武貴の右の突き押しを完全にかわすと同時に、康誠は低い体勢のまま相手の右足付近に“触れる”ように手を伸ばす。突進の勢いを削がれ、目の前から相手が消えた揖武貴はバランスを崩し、土俵上に前のめりに豪快にダイブするように倒れ込んだ。行司の軍配は即座に康誠に上がり、決まり手は見事な「足取り」。館内からは「おぉ」と大きなどよめきが湧き起こった。
一瞬の出来事にABEMAの視聴者も騒然。「何もしてないのに」「今何が起きた?」「触ってない?」「力士が目の前から消えた」といった戸惑いの声や、「体格差えぐい」「足取ってた?」「タイミング見事」「マジシャン」「リプレーみたい」と康誠の鮮やかな技術とスピードを称賛するコメントが相次いだ。なお、無傷の3連勝とした康誠に対し、敗れた揖武貴は悔しい1敗目(2勝)を喫した。(ABEMA/大相撲チャンネル)
