“社長成りすまし”で1億5000万円被害 石川でも「ニセ社長詐欺」増加 その手口とは
法人の経営者などに成りすましてメールを送り、金銭をだまし取る新手の詐欺、通称「ニセ社長詐欺」。この手口で、石川県内の企業が1億5千万円をだまし取られたことが分かりました。県内でも被害が増加しつつあり、石川県警では注意を呼び掛けています。
「送金を至急対応してください。先方との取引に影響が出ないよう、速やかに手続きをお願いいたします」
ことし7月、石川県羽咋市の民間団体に届いた送金を促すメール。役員になりすました人物からの詐欺メールです。
警察庁によると、昨年末から増え始め、上半期の認知件数は28都道府県で127件、被害額は約39億円に。
石川県内の企業や団体でもことし6月に1000万円、7月には200万円を、8月には1億5000万円をだまし取られていたことがわかりました。
県警によると、その手口には社長や役員を装うほか、こんな共通点が…
「後続業務の調整のため、私専用のLINE作業グループを新規作成してください。当面、私が参加するまで他メンバーの追加は行わないでください」
■石川県警本部組織犯罪対策課・田中 辰之 匿名・流動型犯罪グループ対策室長:
「フリーメールアドレスから来た場合ですとか、もしくはLINEに誘導されるとかということがあれば、これはもう詐欺だということで考えていただいて」
SNSに誘導して金銭をだまし取り企業が狙われることから、被害が高額化する傾向があるというニセ社長詐欺。石川県警では、不審なメールが届いた場合は本人に別のルートで確認するよう注意を呼び掛けています。
