高圧ガス容器扱う工場で爆発 屋根吹き飛び…破片散乱 小学校で「子どもたちは机の下に隠れたと」
17日午前、奈良市の高圧ガス容器を扱う工場で爆発がありました。すさまじい音を伴い、屋根の一部が吹き飛ぶほどの爆発。工場で何があったのでしょうか。
■屋根は骨組みあらわ 大量の破片が隣の住宅にまで

爆発直後に撮影された映像。現場から白く濃い煙が立ちのぼっています。
別の映像では、煙の勢いが弱まりますが、爆発音のような音がした直後、白煙が勢いよくあがる様子がありました。
屋根は骨組みがあらわになり、大量の破片が隣の住宅の敷地にまで飛んでいました。
■大量のガスボンベ…高圧ガス容器の検査など行う工場

爆発が起きたのは高圧ガス容器を扱う工場。17日午前10時ごろ、「工場が爆発した。煙と火も見える」と、消防に通報が入ったといいます。
現場となったのは、奈良市にある住宅街の一角。近くにはこども園や小中学校もある場所です。
屋根のすき間から見えたのは大量のガスボンベ。このような高圧ガス容器の検査などを行う工場だということです。
警察によりますと当時、工場にいたのは9人で、1人は消火活動中に体調不良に。そのほかけが人はいないということです。
■「横揺れと縦揺れが入り交じって」

工場に隣接する住宅では、窓ガラスは割れていて、中に破片が散乱。熱風が押し寄せたのでしょうか、網戸が溶けてしまっていました。
衝撃の強さを物語る被害の跡。
近所の人
「どーんという大きな音がして、気づいたら屋根とか全部飛んでいて。横揺れと縦揺れが入り交じって」
工場から300メートルほど離れた小学校の校長は、子どもたちが恐怖を感じるほどだったと話します。
奈良市立都祁小学校 校長
「子どもが授業を受けている時に、ものすごい音が鳴って揺れて、地震かということで、子どもたちは机の下に隠れたと聞いている」
■“ガス漏れ”が原因か

「すさまじい音」と「揺れ」を伴ったという爆発はなぜ、起きたのでしょうか。元東京消防庁の坂口氏は“ガス漏れ”が原因ではないかと指摘しています。
元東京消防庁麻布消防署長 坂口隆夫さん
「考えられることは、ボンベの中に残留のガスが残っている。ガス漏れがあって、それになんらかの火種があって、ガスに着火して爆発が起きた」
