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長雨によって秋の味覚に明暗が分かれているようです。
人気の高いシャインマスカット、マツタケ、栗の生育状況などを取材しました。

■シャインマスカット...去年より安いワケ、気になる日照時間

16日、埼玉・川口市のスーパー。
1000円でおつりが出るお手頃価格で販売されていたのは、山梨県産のシャインマスカット。

この値段にお客さんも…

お客さん
「安い!シャインマスカットはいつも高いイメージなので、すごいお安いと思います」

お客さん
「こどもが好きなのでよくなくなっちゃうので。安いとうれしい」

東京の市場での取引価格は、去年の同じ時期と比べて今年は1割ほど安くなっています。

さらに、今年の特徴は…

コモディイイダ SV統括部長 大塩隆一さん
「非常にずっしりと重いです」
「粒の大きさが1.5倍ぐらいで、今年は非常に大きい粒が特徴ですね」

なぜ今年は大粒となっているのか。

神奈川県・横浜市の農園を訪ねると…

芝口果樹園 芝口禎久さん
「雨が多かったので、去年に比べるとやっぱり2~3割房が大きくなっています」

去年は猛暑と雨不足の影響で小粒でしたが、今年は適度に降った雨の影響で大粒へと成長したといいます。

一方、日照不足の影響も…

芝口果樹園 芝口 禎久さん
「甘いですけど、もうちょっと糖度をのせてから売りたいけど、天候がこんな感じで、ずっと雨ばっかりなので、足踏み状態というかたち」

横浜市の日照時間は、きのうまでの20日間でわずか29時間ほど。

平年と比べておよそ3割しか日照がなく、求める甘さにいたっていないといいます。

マツタケの見通しはどうか...豊作が期待されている!?

秋の味覚の王様の“マツタケ”にはうれしい知らせがあるようです。

14日、生産地である長野県長和町の道の駅を取材すると、例年より3週間ほど早く国産のマツタケが並んでいました。

道の駅マルメロの駅ながとマルシェ黒耀 染谷亮伽店長
「今年は農家の方から豊作だよという吉報が届いていますので、期待しております」

今年は適度な雨に恵まれたことから、豊作が期待されているといいます。

■栗の生育 地域差が大きく…生産者には困惑も

秋の味覚「栗」、生産地の高知県四万十市ではいま栗の収穫が最盛期。

こちらでは豊作だといいますが、栗の栽培面積が全国1位の茨城県笠間市は不作に。

全国的に見ても今年は栗の収穫量は減る見込みだといいます。

神奈川県伊勢原市の栗農園で聞かれたのは...。

小澤栗園 小澤 仁園主
「最悪としかいいようがないよ。本当の最悪。なんとかしてほしい」

嘆きの声。

今年の栗の出来は…

小澤 仁園主
「もう少し茶色になって、口が開くはずなの」
「長雨で気温が上がらなくて、この木が秋を感じちゃってる。本来まだこの木は実らないはず。早くなっちゃってる、2週間ぐらい」

ここ最近、雨で急に気温が下がったことで、成熟する前に栗が早く落ちてしまったといいます。

そのため栗のサイズも例年と比べて小さめのサイズが多い傾向に。

神奈川県伊勢原市のこちらの栗園では、例年10月まで栗拾いが楽しめますが、今年はもう今月いっぱいで終了してしまう可能性があるということです。

長雨で明暗が分かれる秋の味覚、台風の影響も心配されます。

(9月16日放送『news every.』より)