武豊騎手が柴田善臣騎手の引退惜しむ「かっこよかったし憧れ、もっと一緒に乗りたかった」
武豊は16日、栗東トレセンで取材に応じ、「正直残念ですよね。もっと一緒に乗りたかったなと思います」と柴田善の決断を惜しんだ。
武豊にとって、柴田善は競馬学校騎手課程の2期先輩にあたる。「かっこよかったし、憧れてましたね。技術的には群を抜いていた感じだったから、ずっと見てたし、勉強させてもらっていました」と当時から卓越した腕前だったと回顧した。
思い出のレースは「自分が勝ったから申し訳ないけど…」と前置きしながら、1989年の桜花賞を挙げた。自身がシャダイカグラで制し、柴田善はホクトビーナスで頭差の2着。「思い出深いですね。善臣さんといえば、って感じ」と懐かしんだ。
JRAの現役騎手で、残る先輩は横山典のみとなった。「数少ない先輩で、心のよりどころのような人。そういう人柄だったしね」と寂しさを吐露した。柴田善は今後、JRAのアドバイザーになる予定。「経験豊富だから、JRAの力になってくれるでしょうね。人格者ですしね。見習うところだらけでした」と、第2のステージでの活躍を願った。
