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 部屋に入り、人の気配がしたため、女性が押し入れの襖を開けたところ男の足が……。

「置き鍵」を使って隣の女性宅に侵入…“下着見学”目的だった自治体職員のウソとクビの理由

 親族の30代女性宅に侵入したとして、熊本県警熊本東署は12日、熊本市上下水道局に勤務する主任技師の田代圭佑容疑者(36)を住居侵入の疑いで逮捕した。

 田代容疑者は11日午後0時50分ごろ、同市の集合住宅の高層階にある医療従事者の女性の部屋に侵入。物音で女性が帰宅したことに気づいた田代容疑者は慌てて押し入れに身を隠した。女性は部屋に入るなり、誰かがいるような気配を察知。女性が押し入れの左の襖を開けようとしたが開かなかったため、反対側の右の襖をスーッと開けると、足が見えた。男が押し入れの中でうずくまった状態のまま、左の襖を両手で必死に押さえていた。

 驚いた女性は部屋を飛び出し、「知らない人が押し入れに入っていました」と110番。田代容疑者も階段を駆け降り、一目散に逃走した。田代容疑者は合鍵を使って部屋に侵入したとみられ、警察は入手方法を調べている。

■不審な自転車から犯人を特定

部屋が高層階だったため、ベランダから逃げることもできず、とっさに押し入れに隠れた。防犯カメラの映像から事件発生前、自転車に乗った男が現場にいたことが判明した。男が乗ってきた自転車は、集合住宅の駐輪場に止められたままで、その1台だけが住民所有の自転車ではなかった。現場で張り込みをしていたら、夕方になって本人が自転車を取りに戻ってきた」(捜査事情通)

 動機について、田代容疑者は「女性に好意があり、プライベートに興味があった」と容疑を認めているという。

「2人は血縁関係のない親族で、頻繁に付き合いがあったわけではないが、何回か顔を合わせるうちに田代が一方的に好意を寄せたようだ。女性は当日仕事だったが、普段から昼休みになると自宅に戻り、昼食を済ませて職場に戻っていた。その日はいつもより帰ってくる時間帯が遅かった。田代は女性が所有している車種を把握していて、駐車場に車がないことを確認したうえで侵入していた。女性がどういう生活を送っているのか気になっていたようだ」(前出の捜査事情通)

 田代容疑者は犯行当日、午後から休暇を取り、仕事を休んでいた。これまでも複数回、女性の部屋に侵入していた可能性もあるという。

 最近はメーカー名と鍵番号を入力すれば、ネットで簡単に合鍵を作ることができる。住人が知らないうちに、いつ誰が部屋に侵入しているか分からない。