昨季に続きトッテナムで指揮を執るデ・ゼルビ監督。開幕4試合でいまだ勝利をもたらすことができていない。(C)Getty Images

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 元フランス代表FWが、プレミアリーグで苦境に喘ぐ指揮官を痛烈に批判した。フランスメディア『RMC Sport』が伝えている。

 今年3月にトッテナムの監督に就任したロベルト・デ・ゼルビ。昨季はチームを辛うじてプレミアリーグ残留に導いたものの、今季は開幕から苦しい戦いが続いている。夏には約580億円という巨額の補強資金を投じたが、リーグ戦では勝利がなく、2分け2敗で17位に低迷。4試合を終えていまだ無得点という深刻な状況だ。

 人気番組『Rothen s'enflamme』に出演した1998年フランスワールドカップの優勝メンバー、クリストフ・デュガリー氏は、デ・ゼルビ監督を槍玉にあげた。

 現地9月13日に行なわれたエバートン戦を0-0で引き分けた後、デ・ゼルビ監督は批判に対し、「私が就任した時、すでにこのような状況だった」と反論。この弁明は、デュガリー氏を納得させられなかった。

「彼は5年契約を結んだ。覆面なしでやってのけた強盗だ。とんでもない話だ! しかもイングランドでは毎週、給料が支払われるのだから、好き勝手やれる。彼がやっていることは、実に"素晴らしい"よ」
 
 皮肉を込めてそう話したデュガリー氏は止まらない。

「私はこの人物の本当のレベルが何なのか、ずっと理解できなかった。ブライトンやサッスオーロ、その他のいくつかのクラブでうまくいったと言われているが、私にとってそれは、ビッグクラブを率いるための絶対的な実績とは言えない。チャンスを与えられたが、今のところそれをモノにできていない」

 デ・ゼルビ監督のマルセイユ時代にも言及する。成績不振で今年2月に双方合意のうえで退任。「就任3か月で、物事が思い通りに進まなかった時に『問題が私なら出ていく』と言った。その時、この男は頭がおかしいと理解した」と振り返る。

 また、監督としての戦術以前に、その言動を問題視する。

「試合中にはマティス・テルに食ってかかっていたのを見た。試合前後の彼の発言...この紳士は完全にイカれている。自分の発言にこれほど洞察力がないとは驚きだ。彼の周りには『黙ってろ!』と言う人間はいないのか? 完全に浮世離れしている」

 最後まで辛辣な言葉で断じた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

PLEASE SCORE A GOAL--サポの願いは届かず。超大型補強“空振り”のトッテナム、史上最悪の開幕4戦0得点。デ・ゼルビ監督が「気に入らない」点は?