「パレスチナに自由を」と訴えたラッパー、エド・シーランのツアーから外される マックルモア「忘れていないと伝えたかった」
シーランの「Loop Tour」米国公演を手がけるプロモーター、Messina Touring Groupは、Rolling Stoneに寄せた独占声明でこう述べた。「エド・シーランの米国『Loop Tour』のコンサートプロモーターとして、今後の米国ツアーの会場から、マックルモアがラインナップに入っている場合はコンサートの開催を認めないと通告されました。そうなればツアーは中止となり、何十万人ものファンに影響が及ぶことになります。関係者との協議の結果、マックルモアは残りの日程にサポートアクトとして出演しないことになりました」
シーランの代理人と大半の会場は、コメントの要請にすぐには応じなかった。
マックルモアはInstagramで発表した声明の中で、ニューイングランド・ペイトリオッツとGillette Stadiumのオーナーである億万長者ロバート・クラフトがシーランに圧力をかけた結果、自分がツアーから外されたと主張した。
「エドから、クラフトが『自分のスタジアムでは僕を出演させない』と言っていると聞いた」とマックルモアは書いている。「さらにエドから、クラフトがほかのスタジアムのオーナーたちにも働きかけ、彼らが一体となって最後通告を突きつけたと聞いた。『マックルモアをツアーに残すなら、我々の会場では演奏させない』と」
クラフトは自身の声明で、マックルモアをGillette Stadiumに出演させない判断を下したことを認め、その理由について「彼の最近の行動、ニュージャージーで行われたエド・シーランの公演でステージ上から提示された内容、そしてユダヤ人コミュニティにとって非常に侮辱的で深く傷つくものだと我々が考える、反ユダヤ主義的な言説やイメージをめぐる、より広範な過去」を踏まえたものだと説明した。一方でクラフトは、ほかのスタジアムオーナーにも「働きかけ」、マックルモアをツアーから外すようシーランに圧力をかけたという主張については言及しなかった。

