「全国共通だと」新潟ではおなじみの鮭の切り方に驚愕の声 お弁当に最適な「もち切り」が話題
新潟独自の鮭の切り方「新潟切り」がSNSで話題になっている。
日本の食卓に欠かせない鮭の切り身。私たちがスーパーなどでよく目にするのは斜めにスライスされた細長い姿だが、新潟県ではお餅のように四角くスライスされた鮭が一般的だそう。
新潟県新潟市の万代島鮮魚センター公式X(@sakanabandai)が「これが新潟と東北の一部でしか見られない切り方… もち切り!通称「新潟切り」だ」と紹介した、まるで切り餅のように四角く切られた鮭の画像は17万件以上表示される大きな反響を呼んだ。この伝統的な切り方が生まれた背景やメリットについて、同センターのSNS担当「バンちゃん」に話を聞いた。
――具体的な切り方は。
バンちゃん:一般的な切り身は半身に対して斜めに包丁を入れますが、「もち切り」は身幅が均等になるよう、身に対してほぼ垂直に包丁を入れます。だから、一切れがお餅のように四角い形に仕上がるのが特徴。非常にシンプルな切り方です。
――斜め切りと比べてメリットは?
バンちゃん:垂直に切るので、身にしっかりと厚みが出ます。身がふっくらと仕上がり、箸を入れると身が大きくほぐれて、鮭本来の食感や食べ応えが感じられるんです。四角くて大きさを揃えやすいのもポイント。お弁当や折詰にデッドスペースを作らず、収まりよく盛り付けられます。実用的ですよね。
――新潟でこの切り方が定着した由来は何でしょう。
バンちゃん:明確な由来は把握していませんが、厚みと大きさを一定にすることで、火の通りや味の染み込みが均一になります。焼き魚や、新潟の郷土料理である「焼き漬け」などの調理に向いていたことが、理由の一つと言われています。
――おすすめの食べ方は?
バンちゃん:まずはシンプルに焼いて、ふっくらとした食感を楽しんでほしいです。それから、やはり伝統の郷土料理である「焼き漬け」。焼いた鮭に醤油ベースのタレが奥までしっかり染み込みます。弊社のブランド「魚や片桐寅吉」の「銀鮭焼き漬け」もオススメ。身がふっくら仕上がる工夫を凝らしています。ぜひ、新潟の豊かな鮭文化を楽しんでいただきたいです」
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投稿には「これが普通だと思ってた」「地域限定だったの!?」など新潟県民からの驚きの声や、「九州では見たことない」「お弁当これがいい」など他の地域からの反響も寄せられた。今夜の焼き魚は、四角い「新潟切り」で、新潟の豊かな鮭文化の歴史に思いを馳せてみてはいかがだろうか。
(よろず~ニュース特約・瀬戸ゆきほ)
