中国のEV生産ラインに入ると「未来に足を踏み入れたよう」-海外メディア
2026年9月5日、中国紙・環球時報は、世界各国のメディアが中国の電気自動車(EV)産業の急速な発展と最先端の生産現場について相次いで報じていると伝えた。
記事は、米ワシントン・ポスト紙が中国EV大手BYDの8月海外乗用車販売台数が約19万台に達し過去最高を更新したと報じ、かつて米国の自動車メーカーが主導していた業界において、中国勢がブラジルやメキシコなど中南米市場で存在感を高め、本格的なグローバル競争相手として台頭していると評したことを伝えた。
また、米CBSニュースの記者が吉利汽車(Geely)の高級EV工場を取材した際、「中国のEV生産ラインに入ることは、未来に足を踏み入れるような体験だ」と評したことに言及。AI制御の大型ロボットアームが協働し、工場の自動化率が99%に達して「機械が機械を製造している」様子や、価格が同クラスの米国製高級SUVの半額程度でありながら自動駐車などの先進機能を備えたハイブリッドSUVの走行性能に驚嘆したといった報道内容を紹介した。
さらに、オーストラリア市場で8月にEVの販売台数が初めてガソリン車を逆転し、EVの売れ筋ランキング上位8車種をテスラ上海工場製を含む中国製EVが独占したという米自動車専門メディアの報道を取り上げ、中国製EVの台頭がオーストラリアの市場繁栄をけん引し、記録的な普及を後押ししているという同メディアの分析を伝えている。
記事はこのほか、欧州の安全性能評価(ユーロNCAP)の最新テストにおいて、中国メーカーの3車種が最高評価の5つ星を獲得したことを紹介した上で、中国製EVが価格競争力だけでなく安全性や技術力の面でも欧米の老舗ブランドと肩を並べる水準に達しているという仏メディアの報道にも触れた。(編集・翻訳/川尻)

