谷合達彦氏(谷合ゼミナール代表)が、YouTubeチャンネル「谷合ゼミナール 中高一貫校生専門」にて、「【親塾サポート 英語】中高一貫校定期テストに向けた英語の勉強法・注意点」と題した動画を公開した。中学生の英語の定期テスト対策において、保護者が家庭でどのようにサポートすべきか、その具体的な実践法が提示されている。

動画では、英語の科目を大きく「リーディング(長文)」「文法」「コミュニケーション」の3つに分類し、中高一貫校特有の進度の速さや難易度に対応した実践的な対策を解説している。

リーディング分野について、谷合氏は「基本となる本文は全文暗唱し、完璧に復元できる状態にする」ことの重要性を指摘する。1日2、3回の音読を推奨し、テスト本番までに英語の自然なリズムを体になじませることが不可欠だと語った。また、難易度の高い長文については丸暗記が困難であるため、文法の要点やポイントとなる箇所を確実に押さえるよう助言している。授業のノートが十分に取れていない場合は、教科書ガイドを活用して和訳や文法解説を補う方法も有効だという。

文法分野では、穴埋めや並べ替えの問題であっても、ノートにフルセンテンスで書き出して解くよう強く推奨する。部分的な理解による解答を防ぎ、文章全体の構造を正確に把握させるためだ。「スペルミスがあった際は、間違えた文字だけを直すのではなく、単語全体を書き直す」という、基礎を徹底するための細かな指導法も紹介された。さらに、こまめに丸付けを行い、問題集はテストまでに4~5周回すことで、知識の確実な定着を図るよう促している。

コミュニケーションやリスニングの対策については、学校によって出題形式や難易度が大きく異なる点に触れている。授業で扱われた英文のディクテーションが出題されるケースが多いとしつつ、一般的なリスニング力の強化には、英検の過去問を活用することが効果的であると具体策を提示した。

締めくくりとして谷合氏は、保護者による「親塾」としてのサポートはあくまで一時的なものであり、「ゆくゆくは子供自身に任せる前提で」進めるべきだと強調している。英語学習の基礎が固まる中学1、2年生の間に、家庭で正しい学習習慣と勉強法を身につけさせることが、その後の成績向上と自立に直結するという重要な視点が示された。

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