YouTubeチャンネル「ゆっくり遺産の探検隊」が「【ここに都市があった】今や住民ゼロ…日本を支えた産業都市の現状がヤバすぎました【ゆっくり解説】」を公開した。動画では、新潟県新発田市にかつて存在し、1984年に廃止された旧国鉄「赤谷線」の終着駅周辺の現状と、町が衰退した理由について詳しく解説している。

かつて赤谷鉱山の鉱山町として栄え、ピーク時の1950年には4262人もの人口を抱えていた赤谷地区。動画内では、廃線から40年以上が経過した現在の様子をたどりながら、町が衰退した3つの理由をひもといている。

1つ目の理由は、1977年の赤谷鉱山の閉鎖だ。赤谷線はもともと鉄鉱石を運ぶ専用線として誕生した経緯があり、人よりも鉱山からの貨物輸送がメインだった。そのため、閉山によって「人の流れそのものが細っていった」という。

2つ目は深刻な赤字問題である。1975年度の時点で「100円を稼ぐのに893円もかかる」ほどの赤字路線に転落し、その後さらに悪化するなど路線の維持が困難な状況に陥っていた。そして3つ目の理由として、急激な「過疎化」が挙げられた。2020年の調査では人口が339人にまで減少し、ピーク時から「9割以上も減っている」という厳しい現実が突きつけられている。

さらに動画では、終点の東赤谷駅が全国で唯一の「スイッチバック構造の終着駅」であったことや、33パーミルという急勾配を登る珍しい駅だった歴史的背景にも言及。廃線が決まった際には、存続を求める大規模な集会やデモ行進が行われ、最終日の「さよなら列車」には1日の乗客数が2000人近くに達するほど多くの人々が詰めかけたエピソードが紹介された。

現在は鉄道も鉱山も姿を消した赤谷地区だが、神殿のようにそびえ立つ「東赤谷連続洞門」や、キャンプ場として整備された「滝谷森林公園」など、形を変えて新たな魅力を発信している。動画は「この土地は形を変えて、また人を呼び込もうとしている」と結ばれ、失われた産業都市の力強い「今」を伝える内容となっている。

チャンネル情報

このチャンネルでは、かつて栄えた街や商業施設、バブル遺産などの「今のリアル」を紹介しています。 歴史や今後の展望について、視聴者のみなさんとワイワイ議論して楽しめたら嬉しいです。 🏢案内人  🔴タヌキちゃん(左側) 🟡魔理沙(右側)