開通したばかりの橋の点字ブロックが「ぐらぐら」=中国ネット「典型的なおから工事」
中国・上海市で開通したばかりの橋に設置された視覚障害者誘導ブロック(点字ブロック)が「ぐらぐらしている」として問題になっている。中国メディアの澎湃新聞が8日に伝えた。
記事によると、問題の橋は閔行区と嘉定区の間を流れる呉淞江をまたぐもので、今月1日に開通したばかり。しかし、市民から歩道上の点字ブロックに緩みやズレがあり、中には剥がれ落ちているところもあるとの指摘が寄せられた。
現場で撮影された写真には、点字ブロックの位置が所々ずれている様子が写っており、中には90度曲がってしまっているブロックも確認できる。
8日に澎湃新聞の記者が現場を訪れたところ、ブロックはすでに撤去されており、地面に白い跡が残っていたという。前日の7日にも子どもと共に現場を訪れたという女性は「点字ブロックが剥がれ落ちているのを見た。その時点ではまだ撤去はされていなかった」と説明した。
同プロジェクトを担当する閔行区交通委員会は「PVC(ポリ塩化ビニル)貼り付け式の点字ブロックは撤去を完了した。専門業者に改善を依頼しており、1週間以内には完了する予定」と語った。また、問題を調査・検証し、関係者の責任を追及する方針を示した。
工事を担当した上海南虹橋投資開発(集団)有限公司の担当者は「PVC素材は適していないようだ。今後、よりしっかりしていて耐久性の高い新しい点字ブロックに交換する。具体的な工期については計画と調整が済んでから出ないと分からない」と説明した。
中国のネットユーザーからは「典型的なおから工事」「開通前の検査をどうやってパスしたんだよ」「(中国)国内の工事は基本的に何重にも下請けに出されている。遅かれ早かれ問題が起きる」「どれだけ腐敗してるんだ」といったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)

