山形放送

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大幅な定員割れが続き学生の募集を停止している飯豊町の「電動モビリティシステム専門職大学」が、今年度で閉学することが分かりました。町が3億円以上を支出し、土地も無償提供していた大学の入学者はこれまでわずか5人でした。

「電動モビリティシステム専門職大学」は飯豊町が誘致し、車の自動運転などを4年間で実践的に学ぶ日本初の専門職大学として2023年4月に開学しました。仙台市の学校法人・赤門学院が運営していますが、40人の定員に対し、当初2年間で5人しか入学者がいませんでした。現在は学生の募集を停止しています。
2月、実業家の西和彦さんが運営を引き継ぐ方針を表明しましたが、6月に開かれた大学の教授会で自身が副学長に就任する案が拒絶されたことを受け、運営を引き継がずに撤退する意向を示していました。9日の町議会一般質問で嵐正人町長が「8月、西さんから正式に辞退の申し入れがあった」「申し入れを受け大学を廃止せざるを得ない」と学院側から町に対し報告があったことを説明しました。

飯豊町・嵐正人町長「町民も大学ができるということで 若い人の人流ができたり新たな学ぶスペースとして期待していたところもあったと思うので非常に町としても残念」

町は開学にあたって整備費用として3億5000万円を支出したほか、土地を無償で貸与しています。町は今後、建物の解体や国からの補助金の返還などについて学院側と協議を進めていくとしてます。大学には現在、4年生2人が在籍していて今年度で卒業するということです。