騒音、タバコ…ご近所トラブル半数以上が「我慢」 揉めないために心がけていること&入居時の確認ポイントとは
上の階の足音やベランダのタバコ、ルール違反のゴミ出しなど、ご近所との関係で悩む人は少なくない。株式会社AZWAYはこのほど、20~70代の男女300人を対象に「ご近所トラブルで困ったこと・その対処法」に関するアンケートを実施、結果を公表した。
【調査結果】ご近所トラブルを招かないために…実践していること
現在のご近所・近隣住民との関係を尋ねたところ、「挨拶をする程度(良好)」48.0%、「立ち話をする程度(良好)」16.0%と、良好と答えた人は合わせて64.0%だった。「トラブルがある」(少し+明確)は10.0%だった。
これまでに近隣で「困った・嫌だと感じた」経験を聞いたところ、「特にトラブルや困りごとはない」は17.0%のみで、83.0%が何らかの困った経験をしていた。
困った・嫌だと感じた経験の内訳で、最も多かったのは生活音・話し声・ペットの声などの「騒音」で66.3%と断トツだった。次いで「タバコの煙・臭い(22.5%)」「ゴミ出しのルール違反(21.3%)」だった。
トラブルが起きたときの対応では、最も多かったのは「何もしなかった(我慢した)」が55.2%だった。「管理組合・管理会社に相談した(30.4%)」「直接相手に伝えた・話し合った(12.8%)」「自治会・町内会に相談した(4.8%)」と続いた。
直接言えなかった理由を尋ねたところ、「揉めて関係悪化するのが怖かった(62.5%)」が最も多かった。「相手の反応が予測できなかった(28.6%)」「伝えても変わらないと思った(26.6%)」「言い方・タイミングがわからなかった(19.0%)」「証拠・確証がなかった(13.3%)」と続いた。相手がご近所であり続けるからこそ言えない、という構造がトラブルを慢性化させているようだ。
これまで経験したトラブルがその後解決したかを尋ねたところ、「解決した(相手が改善した)」は26.4%で、「引っ越して解決した」が13.6%。一方、「一時的に改善したが再発した」が22.3%、「解決していない」が37.6%だった。未解決と再発を合わせると59.9%が今もトラブルに悩まされている。
ご近所との関係を良好に保つために実践していることでは、「すれ違ったときに必ず挨拶する」が72.7%で最も多かった。「自分が騒音・迷惑をかけないように気をつける(64.3%)」「ゴミ出し・共用スペースのルールを守る(52.3%)」「引越し挨拶や節目の挨拶をきちんとする(33.0%)」と続いた。
また、近隣トラブルを避けるために次の住まい選びで意識したいことを尋ねたところ、「近隣住民の雰囲気をできる範囲で確認する」が48.7%、「昼・夜・週末など、時間帯を変えて周辺環境を確認する」が45.7%、「ゴミ置き場や駐輪場など共用部の使われ方を確認する」が43.0%、「騒音が響きにくい構造・間取りを確認する」が42.7%だった。ゴミ置き場や駐輪場は住民のマナーが表れやすい場所。内見時のひと工夫が、入居後の我慢を減らす一番の防御策になりそうだ。
(よろず~調査班【ライフ】)
