ジュディ・オング 父の意外な職業明かす「局長をやっていました」「心理作戦部っていう」
歌手ジュディ・オング(76)が、7日放送のBS12トゥエルビ「鶴瓶ちゃんとサワコちゃん~昭和の大先輩とおかしな2人~」(月曜後9・00)にゲスト出演し、生い立ちや家族について語った。
50年に台北で生まれ、3歳で日本に渡った。父の仕事の都合だったという。「GHQで局長をやっていましたので」と明かすと、聞き手のエッセイスト阿川佐和子さんが「GHQで局長?」とそのまま聞き直した。
「日本のGHQで、心理作戦部っていうのがあって。要するに、“自由世界ってこんなにいいんだよ”っていうのを、ラジオ番組でドラマをやったり、それこそバラエティー。ジャズなんか年中かけるんですよ」
日本は敗戦後、軍国主義から脱却。復興とともに資本主義社会へと進んでいった。ジュディの父は、国民の意識を変えようと啓発的な番組を作っていたという。阿川さんは「日本人がアメリカに憧れるきっかけを作ったのは、お父様…」とつぶやいた。
父の職場は基地内だったため、物資には恵まれていたという。「皆さん、黒のLP(レコード)を買うのが大変だったんです。父はベース(基地)の中ですから、昨日アメリカではやったものは、今日もうここにある。軍が持ってくるでしょう?」と振り返った。
子供だったジュディは、夜8時には寝かされていたが、父はそこから自宅で“残業”していたという。「父は自分の部屋に入って、台本を書きながら選曲して。(フランク・)シナトラだとか、ドリス・デイだとか、聞こえてくる。だから、私のララバイ(子守唄)が、ジャズ」と懐かしんでいた。

