J1リーグ第6節 川崎F 3-1 清水
19:03キックオフ MUFGスタジアム 入場者数37,784人
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試合開始22秒、左からクロスが入ると清水DF陣は持山匡佑に寄せきれない。持山はトラップしてターンすると左足を振る。これが決まって川崎が先制した。ここまで決して好調だったとは言えない川崎だったが、この日は清水の寄せの甘さを利用して面白いようにパスをつないだ。41分には住吉ジェラニレショーンがDOGSOで一発退場に。ますます苦しくなった。ところが清水が57分、オ・セフンを投入して高さで勝負に出ると川崎にミスが出る。CKのこぼれ球をパク・スンウク折り返すと、これがハンドを誘ってPKを与え、オ・セフンがしっかり決めて同点となった。しかし清水は流れをつかめない。77分、ゴール前の接触プレーに清水の選手の足が止まる。これをデリキ・ラセルダが持ち出し、横に流すとマルシーニョが難なく蹴り込んで再びリードする。さらに90分、川崎は右サイドをスルーパスできれいに崩して折り返す。一度はジャーメイン良がボールを収めるものの、コントロールが乱れたところをさらわれて、最後は再びマルシーニョ。ホームチームがしっかり仕留めて勝点3を獲得した。一方の清水だが、これほど相手選手を自由にしてしまうと難しい。10人になったとしても、タイトにマークにいけず最後はファウルで止めなければいけなかった。ボール支配率、パス成功率、走行距離、スプリント回数などすべて川崎が上。しかも川崎はまだ完調とは呼びがたい。まだ序盤戦とはいえ、このままではかなり苦しいシーズンになりそうだ。

森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート