阪神・神宮僚介 万感の初聖地マウンド「すごい感慨深い」 ロングリリーフいける!!猛アピール3回零封
◇セ・リーグ 阪神1-4DeNA(2026年9月6日 甲子園)
1イニングだけじゃない。ロングリリーフもやれることを結果で証明した。阪神・神宮は3点劣勢の3回無死一、二塁で登板。イニング途中からの難しい局面を切り抜け、3回無安打無失点に封じ込めた。
「あの状況だったらとにかく点をやらないことと、自分が崩れないことが大事だと思ったので。目の前のバッターに集中して、後先を考えずにしっかり投げようと思ってマウンドに上がりました」
先発・大竹の後を受け、ピンチの場面でマウンドに上がった。これ以上は失点が許されない場面で、筒香を外角の直球で左飛に打ち取った。流れをつかむと、井上朋、宮下を2者連続三振。右打者2人をピシャリと抑え「対右(打者)ってところが自分の生きる道だと思ってるので」と力強いまなざしを向けた。
5回に訪れた試練は、仲間の支えで乗り切った。牧に死球を与えて1死一塁とされると、ナインはマウンドに集結。「切り替えて次のバッターに集中していこう」と声をかけてもらい、気持ちを立て直した。続くエンカーナシオンは内角の147キロ直球で見逃し三振。最後は代打・佐野を三ゴロに仕留め、役割を果たした。
今季11試合目の登板。本拠地・甲子園のマウンドはこの日が初めてだった。憧れの舞台で3回無失点、4奪三振。これで防御率は1・54まで良化した。
「ずっと高校から立ちたかった場所ではあったので、すごい感慨深い…ほんとにマウンドに立ってるんだなって思いました」
43球の力投で新たな可能性を示した。(山手 あかり)

