勝利の立役者エドマン 平常心から生まれた値千金弾「とにかく出塁を」 万能性に「誇りを持っている」
◇ナ・リーグ ドジャース6-5ナショナルズ(2026年9月5日 ロサンゼルス)
ドジャースは5日(日本時間6日)、本拠でナショナルズに逆転勝利を収め、3連勝で2カードぶりの勝ち越しを決めた。攻守でチームに貢献したトミー・エドマン内野手(31)が試合後、活躍を振り返った。
頼れるユーティリティープレーヤーが一振りで勝負を決めた。2-4の7回2死一、三塁、大谷の代役として3試合連続で1番に入ったエドマンはナショナルズ2番手・ビーターの投じた高めスライダーを強振。打球は大歓声を乗せ、右翼席へと大きな弧を描いた。打球速度99マイル(約159.3キロ)、飛距離389フィート(約118.6メートル)、角度32度の完璧な一発。試合をひっくり返す逆転の6号3ランに地鳴りのような大歓声が鳴り響き、ベンチもお祭り騒ぎと化した。
エドマンは値千金の逆転3ランについて「彼の決め球が低めのスライダーだと分かっていたから、できるだけボールを浮かせようとしていた。その球に備えながらも、低めに落ちる球を追いかけないようにしていた。そこでスライダーが1球、甘く入ってきた」と振り返り「どんな状況でも、とにかく出塁して、生産的ないい打席を送りたい。粘り強く打席を重ねていくこと。長打が出るならそれはいいけど、必ずしも長打を狙っているわけではない。今夜も、とにかく出塁しようとしていた」と平常心を強調した。
守備でも2-3の5回無死、ナショナルズ2番・ライルの左中間への大飛球を全力で追い、最後はフェンスに激突しながらもジャンピングキャッチ。マウンド上のグラスノーも両手を挙げ、信じられないといった表情を浮かべ、球場のファンも大興奮だった。「打った瞬間から、打球はかなりよく見えていた。ただ、フェンスを越えるかどうかは分からなかった。打球が少し失速し始めて、捕れるチャンスがあると分かった。幸い、捕ることができた」と笑顔を見せた。
攻撃陣は大谷、パヘスを欠くことに加え、この日は体調不良でマンシーが当初予定されていたスタメンから外れた。内外野を高いレベルで守れるユーティリティープレーヤーの存在価値は日ごとに増している。エドマンは「それは間違いなく、自分がチームにとって価値のある選手でいられる理由の一つだ。シーズン終盤になって、何人かが故障を抱えるようになると、特にそうだね」と胸を張り「もちろん、アンディ(パヘス)を失ったのはものすごく大きい。だから、その役割を少しでも埋められることには誇りを持っている。アンディが抜けた穴を完全に埋められているとは思っていないけど、自分にできることを精いっぱいやっている。そういうことは、優勝を目指すどんなチームにとっても本当に重要だと思う」と言葉に力を込めた。

