ウィトコフ米特使ら、プーチン大統領と3時間超会談…ウクライナ侵略巡り「解決に向けた道筋」提案
ロシア大統領府によると、米国のスティーブン・ウィトコフ中東担当特使とトランプ大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏は5日、モスクワでプーチン露大統領と会談した。
クシュナー氏らはロシアによるウクライナ侵略の終結に向けて新たな提案を行った。プーチン氏は戦場での露軍の前進を確信しており、交渉が再開しても難航は必至だ。
ユーリー・ウシャコフ露大統領補佐官によると、3時間10分に及んだ会談でウィトコフ氏らは「解決に向けた道筋について一連の考え方」を示した。これに対し、プーチン氏は戦場における露軍の「成果」を説明したほか、「紛争の根本原因」を除去する必要性や露側が設定した目標達成への自信も強調した。
プーチン氏は政治・外交的な解決策を見いだすため、米側との対話を続ける方針を確認した。この日は、将来的な米露の経済協力なども議論されたという。
ウィトコフ氏らは6日、ウクライナの首都キーウでウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談する予定だ。ウィトコフ氏らのウクライナ入りは初めて。
プーチン氏は交渉を仲介するウィトコフ氏らの安全を確保するため、キーウへの攻撃を5日から7日までの3日間停止するよう命じた。ゼレンスキー氏も7日までモスクワへの無人機などによる空爆を停止する用意があると表明している。
米国が仲介した和平協議は2月を最後に途絶えている。
