ネパール土石流 身元特定へDNAの登録開始

甚大な被害が出ているネパールの土石流と洪水で、身元の特定が進まない中、行方を捜す家族のDNA登録が始まりました。
ネパール警察によりますと先月26日の土石流でこれまでに1252人が死亡、4875人が行方不明となっています。
金井誠一郎記者リポ「警察病院では行方不明者を捜すために照合用のDNAの登録が始まりました。その横には家族を探そうと多くの方々が集まっています」
息子を捜す男性「息子が行方不明になっていて、(DNA登録のために)血液を提出しなければならないと聞いて来ました」
政府は遺体の特徴などを公開して身元の特定を進めようとしていますが、多くが確認できていません。
情報提供を呼びかけている家族にとっては、DNA登録が家族を探す新たな手がかりとなります。この場所では外国人の登録も行われています。
また、土石流について、イギリスの研究者は、崩落した岩盤はおよそ2億立方メートル、氷河はおよそ4000万立方メートルの大きさだったと試算しました。
マンチェスター・メトロポリタン大学クルタード教授「岩も氷もすぐ細かく砕け空気を巻き込んでまるで液体のように移動したと思われます」
現地の非常に険しい地形をもとに、プログラムでシミュレーションしたところ、時速120キロほどの速さで流れ下ったということです。
土石流を構成していたのはおもに岩盤や氷河の破片で、下流20キロ地点付近までは水の量は少なく、下流に進むにしたがって川の水を巻き込んでいったとしています。(ANNニュース)
