下矢一良氏が自身のYouTubeチャンネルで「新聞は本当に消えるのか?産経・毎日の撤退で見えた衝撃の未来【メディア】」を公開した。「極めて厳しいと思う」と語り、産経新聞の東北での配達終了を皮切りに、紙の新聞が直面している構造的な危機と衝撃の未来について解説した。

動画では、産経新聞が11月末をもって東北6県での紙の新聞の配達をやめると発表したことに言及。撤退の理由は単に「売れないから」だけでなく、紙代や運送費、人件費などコストの急激な高騰にあると説明する。驚くべきことに、東北6県での産経新聞の実売数は「全部足して1万4000部しか出ていない」という事実を明かし、富山県においてはわずか240部だったと指摘した。さらに、毎日新聞も富山や北海道の一部で配達を辞めており、全国紙の地方撤退が連鎖している現状を伝えている。

下矢氏は「読売新聞だけが最後まで維持するんじゃないかと言われているぐらい新聞業界が今厳しい」と語る一方で、残った新聞社も安泰ではないと警鐘を鳴らす。印刷を委託している工場や新聞販売店は他紙の撤退によってコスト負担が増大し、印刷工場の統廃合が進めば、遠方への配達に時間がかかり「最新のニュースが載せられなくなる」という悪循環を指摘。さらに、新聞販売店の配達員の「28%以上が70歳以上」という超高齢化の現状を示し、「これさすがに10年はもう無理でしょ」「そもそも誰が届けるんですか」と、配達網の維持が限界に達していると断言した。

印刷機メーカーの撤退などにも触れ、「紙の新聞作れませんとなるのもそんな遠くない未来」と予測。最終的に紙の新聞は価格が上がり「贅沢品になる可能性は十分ある」と締めくくり、メディア業界が迎える避けられない未来について視聴者に深く考えさせる内容となっている。

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