2日、米ワシントンのホワイトハウスで、記者団に話すトランプ大統領(手前右)=AP

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 【ワシントン=栗山紘尚、テヘラン=吉形祐司】米国のトランプ大統領は2日、8月30日に再開したイラン攻撃を巡り、「長くは続かない」との認識を示した。

 一連の攻撃で、イラン側が再建を進めていたレーダー施設などを「全て破壊した」とも主張した。イラン軍は米軍への報復攻撃を続けており、事態が沈静化するかは不透明だ。

 トランプ氏はホワイトハウスで記者団に「いつでも攻撃する準備はできている」とも述べ、イラン側に新たな挑発行動を自制するよう警告した。これに先立ち、自身のSNSに「ホルムズ海峡の名称を『トランプ海峡』に変更すべきだろうか」と投稿。同海峡は米国の支配下にあると主張し、「かつてないほどホットな海峡になる」と訴えた。

 一方、イラン軍は3日、米軍が駐留するクウェートとアラブ首長国連邦(UAE)の基地を攻撃したと発表した。衛星通信システムや戦闘機の格納庫などを標的とし、損害を与えたとしている。

 イラン軍は声明で「罪のない人々が流した血への復讐(ふくしゅう)」としている。南部ホルムズガン州で約70人が死傷した民家への攻撃などに対する報復とみられる。

 イランは依然、自国がホルムズ海峡の支配権を維持しているとの立場だ。政府が設置したペルシャ湾海峡庁は2日、イランが定めた規則に従わず、罰金や抑留の対象となる「違反船」のリストを更新し、先月の46隻から57隻に増やした。