町田の日本代表FW小川航基がJ復帰後初ゴール含む2発 Jリーグで約3年4か月ぶり ホームは大歓喜
◆明治安田J1リーグ▽第5節 町田-川崎(2日・町田GIONスタジアム)
今夏オランダ1部NECから町田に加入した日本代表FW小川航基が、Jリーグ復帰後の初ゴールを決めた。ホームの川崎戦、後半14分に先制ゴールを奪われた直後、同15分に途中出場。オランダ時代に骨折したという顔にフェースガードをつけ、J復帰後2試合連続の途中出場でピッチに立つと、後半30分にCKからヘディングで同点となるゴールを決めた。横浜FC時代の23年5月13日以来、約3年4か月ぶりにJリーグでの得点となった。さらに同36分には右サイドの展開からファーに抜けてきたボールを押し込み、2得点目を決めた。
北中米W杯でも1次リーグ初戦のオランダ戦でMF鎌田大地の同点ゴールにつながる決定的なヘディングシュートを放つなど、得点感覚は日本屈指の力を持つ。NECから欧州5大リーグへの移籍を目指していたが、はっきりとした思いがあった。
「行けて、5大(リーグ)の下位(クラブ)だと思った。例えば、5大リーグに行けたとして、下位のチームはおそらくカウンターサッカー。僕みたいなタイプの選手が活躍できるかと言われたら、そう感じない。求められているところ、自分が生きるところでサッカーをした方が点を取れる。僕が一番輝いて、点を取れて、W杯に近いところを考えたときに町田だと最終的に判断した」
ボックス内で輝く小川のプレースタイルは、チームが攻撃的で相手を押し込む時間が長いほど、ゴールの可能性は高まる。自身のプレースタイルに合わないカウンター主体のチームでプレーするより、Jで頂点を目指す町田で得点を奪い続けることが、4年後のW杯に近いと判断。再スタートを切ったストライカーが、まずは大きな一歩を踏み出した。
