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 ◇ア・リーグ ホワイトソックス3-6アストロズ(2026年8月31日 ヒューストン)

 昨季までDeNAに2年間在籍したホワイトソックスのアンソニー・ケイ投手(31)が31日(日本時間1日)、敵地でのアストロズ戦に先発登板。5回途中6安打6失点で、今季チームトップの10勝目を逃し7敗目を喫した。試合は3-6で2連敗となった。

 左腕は2-1の4回に「不可解判定」に泣いた。4回2死で6番スミス。1ボールから内角に投球すると、白球は打者のグリップに当たり、捕手も捕球できずにファウルゾーンに転がった。

 だが、球審はなぜかこの投球を「ファウル」とせず「ボール」とジャッジ。バッテリーは1ボール1ストライクと思い込み投球を続けたが、その後、2ボール2ストライクに進んだと思った時点で、カウントが3ボール1ストライクだと気づいた。

 そして、その時点でグリップに当たった投球が「ボール」判定だったと理解した。それは、地元放送局の映像でもカウントを間違える事態だった。

 捕手のロジャースもケイも、ベナブル監督もカウントを確認したが、「謎」判定は変わらす。ケイは両手を広げて「WHY」ポーズをとるなど一旦プレーが止まった。「??」を頭に浮かべたまま投げ続けた左腕は、そのスミスに三塁打を打たれ、次打者のベラスカスに勝ち越しの左越えソロを浴びてしまった。

 終わってみれば4回2/3を6失点。「集中力」を欠いてしまった4回2死の「謎判定」をひきずってマウンドを降りる結果になった。

 試合後に取材対応したケイはその場面を、「球審もファウルと言ったはず。あの判定がその後の展開を変えた部分もある。カウント2-2が3-1になった。それで四球をだしたくなかったので、結局甘い球を三塁打されてしまった。そこで歯車が狂い始めた」と嘆いた。

 ケイは10勝すれば自身キャリア初の2桁勝利到達だが、その記録は次戦以降にお預けとなった。