県内襲った記録的豪雨 各地で爪痕や影響 庄川水系の取水制限 来月末までは現状維持で可能 富山県
今回の大雨で、このほかにも様々な方面に影響が出ています。まとめてお伝えします。
富山地方気象台によりますと、伏木特別地域気象観測所は雷の影響で機材に障害が発生し、今月27日の未明から気象データが送られていない状態となっています。現在、気温や雨量など11項目のデータを送ることができない状態で、早ければきょう中にも復帰させたいとしています。
「こちらに大雨の影響が出ています。立山有料道路は落石のため通行止めとなっています」
立山有料道路管理事務所によりますと今月28日、道路のパトロール中に桂台と美女平トンネルの途中にある恒性寺トンネルの上部で斜面が崩落し、落石が起きているのが見つかりました。施設などへの被害はなかったものの、崩落した斜面の不安定な状況が続いているため、立山有料道路管理事務所は桂台と美女平の間を通行止めとしました。復旧のめどはまだ立っていないということです。
一方、庄川の渇水により運航を見合わせていた庄川峡の遊覧船は、雨で水位が回復したため、きのうから限定的に運航を再開しました。庄川遊覧船が行き来する小牧ダムの水位はきょう午前9時時点で13.9メートル、貯水率は75%まで回復しました。利用は予約済みの団体やインバウンド客に限り、今後はダムの水量を見ながら対応していくとしています。
国土交通省富山河川国道事務所はきょう、庄川水系の渇水について「今回の雨によって来月末までは現状の2割の取水制限をさらに強めることなく乗り切れる」との見通しを発表しました。

