ABS秋田放送

写真拡大

県の北部を中心とした大雨の降り始めから31日で4日です。

被害の状況が徐々に明らかになっています。

北秋田市では氾濫した川の水が田んぼに流れ込み、刈り取りを目前に控えたイネが水に浸かる被害が相次いでいます。

被害に遭った農家は心が折れると肩を落としています。

市の中心部から5キロほど、北秋田市の糠沢地区です。

先週木曜日からの大雨で地域を流れる糠沢川が氾濫し、あふれた水が周囲の田んぼに流れ込みました。

記者
「これは…」
農業 畠山金雄さん
「ほぼ刈れないです」

畠山金雄さんは約5ヘクタールの田んぼに、あきたこまちを作付けしています。

約半分、2ヘクタールほどが川からの濁流に浸かり、多くのイネがなぎ倒されました。

田んぼには木の枝や石、泥が流れ込んでいます。

畠山さんの田んぼは毎年のように冠水していて、去年は2回も被害を受けたといいます。

「今年こそは何事もなく収穫したい」そんな思いがつのる中、稲刈りを目前に控えたこの時期にまたも被害に遭いました。

倒れてしまったイネの収穫は、あきらめるしかないといいます。

畠山金雄さん
「河川の堆積物をやっぱりいくらか掃除してくれれば水位もあんまり上がらないと思うんですけども」「農家は自然との戦いですから、もうしょうがないというとしょうがないんですけどやっぱりちょっとキツイですね。せっかく収穫間近というのに、やっぱり心がちょっと折れます」

今年はコメを集荷する際、JAが農家に支払う概算金が大幅に引き下げられます。

収入の減少が予想される中での大雨被害。

農家にとって厳しい収穫の秋となりそうです。

※8月31日午後6時15分のABS news every.でお伝えします