Gage Skidmore

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『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『ヴェノム』シリーズでおなじみのトム・ハーディが、Frankie Pulitzer(フランキー・ピューリッツァー)名義でラップ・アルバム「Czarface Meets Frankie Pulitzer」を2026年8月28日(現地時間)をドロップした。

全15曲で構成される本アルバムは、ウータン・クランのメンバーであるインスペクター・デックと、ボストンのアンダーグラウンド・デュオである7L & Esotericによって結成されたヒップホップ・グループのCzarface(シザーフェイス)とハーディの別名義であるフランキー・ピューリッツァーのコラボレーション作品となる。バスタ・ライムス、メソッド・マン、El-Pといったヒップホップ界の重要人物をフィーチャリングするだけでなく、シェイクスピア、マーベル、スティーヴン・キングへのオマージュも盛り込まれた遊び心のある一作だ。

「Mad Technology" feat. Method Man」は全編に流れるピアノのトラックが印象的なナンバー。ウータン・クランやドクター・ドレー、Nasなど90年代から活躍するレジェンドを想起させるムードに包まれる中、の後半にマスクをつけた男が登場。どうやらこの男がハーディ改めフランキー・ピューリッツァーのようだ。独特の軽さがあるラップからまさしく聴き覚えのあるハーディの声であることが分かる。

また、「」では曲の中盤で、シェイクスピアの戯曲『リチャード三世』で有名な冒頭モノローグ「不満の冬」をフランキー・ピューリッツァーが披露。しかもハーディが『ダークナイト ライジング』で演じたスーパーヴィラン、ベインの声で朗読しているのだ。

ハーディと言えば、俳優としてのキャリアを確立するだけでなく、おやすみ前の子どもたちに向け絵本の読み聞かせ番組にするほか、定期的にブラジリアン柔術大会に出場し好成績をおさめるなど実に多才な人物。この度、ラッパーとしての才能も新たに明かされたが、今後フランキー・ピューリッツァーとしてどのような活動を展開するかも要注目だ。

音楽活動を行う俳優は非常に多く、キアヌ・リーブスはグランジ/オルタナティブ・ロックバンド「Dogstar」を2023年に再開し、も果たした。ティモシー・シャラメはイギリス人ラッパー、EsDeeKidと同一人物なのではないかと噂されたことを機に、EsDeeKidのトラック「4 Raws」リミックスバージョンにラッパーとして加わり、ミュージックビデオにもしている。

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