ネパールと中国の国境地帯で大規模土石流 死者751人に 行方不明3000人超 新たな「せき止め湖」確認
ネパールと中国の国境地帯で発生した大規模な土石流の行方不明者が3000人を超えました。死者も700人を超え、被害は拡大しています。ネパールの首都カトマンズから報告です。
カトマンズの病院の壁には、一面に行方不明者の写真が貼られています。発生翌日は十数枚でしたが、数百枚に増えています。中には幼い子供の写真もあります。
お話を伺った人は、おいっ子などが行方不明で写真は見つからなかった。心配していると話していました。
ネパールと中国の当局によりますと、26日に発生した大規模な土石流では、死者が751人にのぼり、日本人5人を含む3044人の行方も分かっていません。
中国国営メディアによりますと、ネパールとの国境付近で土砂崩れが発生し、新たなせき止め湖が確認されたということです。
また、大規模土石流の原因について、ネパール側の氷河が崩壊し、山肌を削りながら急速に落下し、巨大な土石流になったという調査結果を報じています。
この中で、温暖化の長期的な影響で氷河が不安定化したことが指摘されました。
二次被害も懸念される中、捜索活動は難航し、被害の全容が分かっていません。