ただの夢じゃない…? 入院中に見た不思議な夢。偶然では片づけられない、生死の境で起きた温かい奇跡【書評】

【漫画】本編を読む
体調を崩して寝込んでいる時、不思議な夢を見たことはないだろうか。普段ならすぐに忘れてしまうはずなのに、なぜか妙にはっきり覚えている夢。目が覚めてからも、リアルな感覚だけが残ることがある。
人気イラストレーター・しばたまさんによる『しばたまが聞いた! 本当にあったすごい話』は、フォロワーから寄せられた実体験を描く実録コミック。投稿されたエピソードは、ゾッとするものだけでなく、涙を誘うもの、不思議な余韻を残すものまで幅広い。中でも、入院中に見た夢をめぐる体験談は、読み終えたあと、胸の奥がじんわり温かくなり、その余韻がなかなか消えないのだ。
その声は誰のものだったのか。なぜ投稿者を呼び止めたのか。その答えはぜひ、本編で確かめてほしい。これは本当にただの夢なのだろうか。読み進めるうちに、偶然として片づけられないぬくもりを感じるはずだ。そして、読み終えた時、きっとあなたも、大切なあの人とのつながりについて、静かに思いを巡らせてしまうだろう。
文=アサトーミナミ
