西武一筋25年・栗山巧の引退試合を白星で飾る 8回には通算2152安打目を放ちファン涙
◇プロ野球パ・リーグ 西武4-1楽天(30日、ベルーナドーム)
西武は投打かみ合い4-1で楽天に勝利。栗山巧選手の引退試合を白星で飾りました。
西武一筋25年、長年チームを支えた42歳の栗山選手は、6番指名打者で出場。4回には2アウト1、2塁で栗山選手に打席が回り、西武時代の同僚でもある岸孝之投手のストレートを逆方向へ鋭い打球をはじき返しますが、レフトフライに倒れました。
すると0-0の5回には渡部聖弥選手の先制8号ソロやカナリオ選手のタイムリーで一挙3得点。試合を優位進めます。
先発の武内夏暉投手は5回まで内野安打1本のみと1安打投球。6回は連続長打で1点を奪われますが、最少失点で切り抜けます。8回まで3安打1失点の力投をみせました。
2点リードの8回は、長谷川信哉選手がレフトポール際への10号ソロを放ち追加点。その後1アウトから栗山選手と2001年の同期入団である中村剛也選手が代打で登場し、内野ゴロに倒れますが、球場のボルテージが高まります。
さらに続く栗山選手が現役最後の打席に登場。泰勝利投手のストレートをはじき返し、センター前のクリーンヒットを放ち、球場は熱狂。通算2152安打目を記録し、ここで代走が送られて交代しました。温かい拍手が送られ、涙を流すファンもいました。
3点リードの9回は、甲斐野央投手が登板。引退試合は全員が背番号「1」を着用しており、試合前の引退会見では、「甲斐野は喜んでましたけどね。1番をつけられるって」と栗山選手に明かされていましたが、甲斐野投手は走者を出しながらも無失点で締めて、栗山選手の引退に花を添えました。