熊本出身・高良健吾、熊本地震受け思い語る「悔しいだろうなって」行定勲監督と募金活動も実施【うつくしいひと】
【写真】ロビーで募金活動を行う高良健吾&行定勲監督
◆熊本出身・高良健吾、令和8年熊本地震に思い
2016年に発生した熊本地震をきっかけに始まった「くまもと復興映画祭」。同上映会は、2026年7月28日に令和8年熊本地震が発生したことを受け、「いまできること。いまやれること。」として開催され、イベント終了後にはロビーにて、被災地へ寄付するための募金活動を高良、行定監督が行った。
行定監督も「『くまもと復興映画祭』をやってきて10年の節目だったので、ここまでやったんだから最後バーンとやって、もうやめてもいいぐらいな気持ちでいたんですよね。その時にまさかこういう地震が起こるとは思いもしてなかった」と口に。そして熊本の現状について「『熊本に行くのはちょっと遠慮しとこうかな』ってやっぱり思うのが人間ですよね。それはよくわかる」としつつ、「ただ熊本は、実は元気なところは元気。だから大変なところをみんなで手厚く助けていくというか、お互いにいろんな情報交換して繋がっていけばいいかな」と語った。
これを受け、高良は「地元の人たちのいろんな情報をSNSとかで見たり友達から聞いたりしていて思うのが、やっぱり今、行定さんが言ったように『熊本に行きづらい』とか『自粛しよう』というあれはちょっと悲しい」とコメント。「ある意味、行くことで応援できる部分もあるんだろうなというふうには、自分は思っています」と考えを伝えた。
地震の被害を受けた八代市の話題では、高良が「八代はいとこがいるので何回か行ったことがある」と明かしつつ、「2年前にちょっと用事があって行ったんですけど、めちゃくちゃくまモンがいて。100体ぐらいいるんじゃないかという公園に行った記憶しかなかった(笑)」と苦笑。「オフィシャルのくまモンが100体ぐらい」「市内です。なかなか見れない景色だと思うのでそこにもよかったら行ってみてください」と紹介した。
◆高良健吾、地元の人からに反響に喜び
さらに、熊本を舞台とする同作の撮影に関しては「実際、葛藤があるじゃないですか。現地の人どうかな、迷惑かな、とか、これで嫌な思いするかな、とか、色々思ったんですよ。全員が賛成じゃないと思うし、ごめんなさいって気持ちもありながらやってた」と回顧。その一方で、「自分の耳に入ってくる言葉だけど、地元の人たちはめちゃくちゃ喜んでくれています。映像としてここに記録されているということが本当に貴重なことで、それが映画として残ってることが素晴らしいことって言ってくれるし、思ってくれていて。それって自分たちがやってることで地元であったり傷ついた場所を勇気づけられたっていうか。それができたと思って、自分はこの仕事をちょっと誇りに思えた」と口にした。
そして高良は「僕は生まれたのが熊本で、3歳までいて、その後、福岡を転々として、中2で(熊本に)戻って、高校の時に出てるんです」と打ち明け、「(熊本に)住んだ時間というのは9年ぐらい。実際、東京に来てからの方が全然長い。だけど中学校2年生から高校3年生で、本当に多感な時期に過ごした5年間と、上京してからずっと関わらせてもらっている熊本は、とにかく外に出たからこそだと思うんですけど、本当にいい場所」と説明。「本当にみんなに自慢できるし、1回でも行ったら好きになってもらえる場所」と胸を張った。
◆高良健吾&行定勲監督「うつくしいひと」続編に言及
上映会後の囲み取材では、『うつくしいひと』とその続編『うつくしいひと サバ?』に続くさらなる続編の構想を問われた行定が「さっき、裏で言っていましたよ」「『できたらいいね』という話は話していたところがあったので、まだまだ熊本で俺たちは撮らなきゃいけないものがあるな、みたいな気持ちではいます」と回答。高良は「それは何でかというと、今回は実現しなかったんですけど、映画祭が10年目になるということで、10年間の復興してきた姿だったりとか10年という節目で、1つ『うつくしいひと』を撮ろうかという風になって、なんとなく『こういうことやりましょうか』というのがあったんです」と2016年の熊本地震から10年の節目での案があったことを明かし、「けど、今回、この地震があった時にそんなのやってる場合じゃないし、じゃあ次に、ということなんて言えないという思いがあった」と伝えた。
加えて、「ただ、自分たちは題材を何か探しているわけじゃ全くなくて、何かの出来事を題材にしたいとかそういうことでもないし、ネタでもないし、そうじゃなくて、本当にみんな熊本が好きで、熊本の美しい景色を残したいなとか、ここで行われる物語でそこに住んでいる人たちが楽しんでくれたらいいなとか、そのくらいの気持ちで毎回やってて」と作品に向き合う思いを説明。「だからこそ、もし望まれるのであれば、であったり、もし誰かが喜んでくれるのであれば、またみんなで、熊本の現地にいる人たちであったりとか、こっちにいる人たちでいろんな話を考えて、何かやりたいなという思いはいつもあります」とまとめた。(modelpress編集部)
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