【バレーボール】アジア選手権で敗戦の日本 中国メディアが敗因を分析 ミスが「タイのほぼ2倍」
バレーボール女子のアジア選手権(29日、中国・天津)、準決勝で世界ランキング17位のタイに敗れた同6位の日本の戦いぶりを、中国メディアが分析している。
今大会で優勝すればロサンゼルス五輪の代表に決まる一戦だったが、日本はタイに1―3で敗戦。選手たちは大粒の涙を流した。中国メディア「捜狐」は「衝撃的な番狂わせが起きた。多くのファンは総合力で勝る日本が楽勝するはずだと考えていたが、日本の女子バレーボールチームはなかなかリズムをつかめずに苦戦した」と報じた。
この試合で日本は自分たちのミスで28点を失った。「これはタイチームのほぼ2倍に相当する。最初の2セットが終わる前に、日本はさまざまな攻撃ミスやサーブミスでポイントの大部分を相手に譲り渡してしまった。多くの場合、タイが止められない攻撃を仕掛けたわけではなく、むしろ日本自身の焦りが、何度も好機を無駄にしてしまったのだ」と指摘した。
さらに「日本の問題点は明白だった。チームは攻撃の要である石川真佑と和田由紀子の2人に過度に依存し、他の選手は安定して得点を挙げられずに苦戦した。さらに深刻なのは、コーチ陣が戦術の調整に2セットもかかったことだ。当初の速攻を主体とした攻撃戦略は、タイの的確な攻撃にことごとく阻まれ、戦術変更は第3セットになってようやく行われたが、タイはすぐに攻撃戦略を適応させ、日本は常に一歩遅れを取り、完全に相手に主導権を握られてしまった」と糾弾した。
最後には「この敗北は大きな代償を伴うものだった。日本はアジア選手権決勝進出を逃しただけでなく、五輪の出場権を直接獲得する絶好の機会も失い、世界ランキングポイントも大幅に低下するだろう」と指摘。この日の敗戦は日本にとって痛すぎるものになった。

