北海道マラソンを制した新谷仁美(右)【写真:上田悠太】

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「THE ANSWER 陸上PLUS|NEWS」 北海道マラソン

 北海道マラソンは30日、札幌・大通公園発着で行われ、女子は2年半ぶりマラソン復帰戦となった38歳・新谷仁美(積水化学)が大会新記録の2時間24分14秒で優勝した。2028年ロサンゼルス五輪の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(2027年10月)の出場権を獲得した。

 女子は1万メートル日本記録保持者・新谷仁美、同日本歴代3位の記録を持つ初マラソン不破聖衣来東京五輪5000メートル代表の萩谷楓、吉薗栞の4人が、同時スタートの男子の市民ランナーとともに先頭集団を形成。積極的に前を走った不破は10キロを34分29秒、中間点を1時間12分24秒で通過した。25キロ付近で萩谷が、31キロ付近で吉薗が、34キロ付近で不破が遅れ始めた。新谷がそのまま優勝した。

 ゴールした後は指導する横田コーチと抱き合い、涙を流した。不破はそのまま粘り、2時間26分4秒で2位。後半追い上げた竹山楓菜が3位に入り、この3人がMGC出場権を獲得した。

 38歳の新谷は最初の10キロを34分30秒、中間点は1時間12分24秒で通過。レース前は目標のタイム、順位の明言を避け「全力を尽くして頑張ります」と短い言葉で闘志を高めていた。2時間21分50秒だった24年東京以来、2年半ぶりのマラソンだった。勝負の鍵は「42.195キロ全てだと思っています」とし、レースに備えてきた。

 午前8時30分のスタート時の気象は晴れ、気温20.8度、湿度65%だった。夏マラソンの今大会は、2時間32分00秒以内かつ日本人3位以内で、MGCの切符を獲得できるレースだった。

(THE ANSWER編集部)