夏のボーナスで「Apple Watch」を購入予定。本体代を払えば無料で使えると思っていましたが、“月額料金”がかかる場合もあるのでしょうか?

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Apple Watchは、健康状態に関する情報を記録・通知したり、睡眠状態を確認したり、運動をサポートしたりと、さまざまな機能を備えた腕時計型のデバイスです。   iPhoneを使っている方の中には、Apple Watchも併用している方がいるでしょう。Apple Watchそのものは、購入後に毎月利用料金が発生するわけではありません。   しかし今回のケースで相談者が心配しているように、選ぶモデルや利用する通信サービスによっては、別途月額料金が発生する場合があります。本記事では、Apple Watchのモデルによる違いや、月額料金が発生するケース、利用する際の注意点について解説します。

Apple Watchの概要

Apple Watchは、基本的にiPhoneとペアリングし、初期設定を行って使用します。
ただし、ペアリングしたiPhoneが近くにない場合でも、Apple WatchがWi-Fiに接続できれば、一部の通信機能を利用できます。例えば次のような機能です。


・メッセージの送受信
・電話の発着信
・トランシーバーの使用
・マップの利用
・天気の確認
・株価チェック

また、Wi-Fiに接続されていなくても、心拍数のチェックやApple Payでの買い物、ワークアウトの管理、心電図の作成、服薬管理など、通信を必要としない機能の一部は利用できます。

Apple Watchには2つのモデルがある

Apple Watchには、大きく分けて次の2つの通信モデルがあります。


・GPSモデル
・GPS+Cellularモデル(セルラーモデル)

GPS+Cellularモデル(以下「セルラーモデル」)とは、対応する通信サービスを契約することで、iPhoneが近くになくても、モバイル通信や通話などを利用できるモデルです。
GPSモデルはペアリングしたiPhoneやWi-Fiを利用して通信するのに対し、セルラーモデルは、それらに加えてモバイル通信事業者の通信網も利用できます。
そのため、Wi-Fiに接続できない場所でも、対応する通信事業者のサービスを契約していれば通信できます。ただし、セルラーモデルであっても、通常の初期設定ではiPhoneとのペアリングが必要です。
なお、「Apple Watch Ultra 3」のように、セルラーモデルのみが用意されている製品もあります。

Apple Watchを購入しただけだと月額料金はかからない

Apple Watchを購入したとしても、それだけで自動的に月額料金が発生するわけではありません。
月額料金がかかるのは、セルラーモデルでモバイル通信を利用するために、通信事業者が提供するApple Watch向けのオプションサービスなどを契約した場合です。
オプションサービスを契約すると、使用しているiPhoneの電話番号を、Apple Watchでも使用できるようになります。日本においては、表1の通信事業者が提供するオプションサービスを利用可能です。
表1

通信事業者 プラン 月額料金 au ナンバーシェア 385円 NTTドコモ ワンナンバーサービス 550円 ソフトバンク Apple Watch モバイル通信サービス 385円 楽天モバイル 電話番号シェアサービス 550円

※筆者作成(2026年8月現在)
今回のケースで、相談者がこれらのサービスを契約すると、表1の月額料金がかかります。注意点として、契約できるのは、あくまでiPhoneで契約している通信事業者のサービスに限られます。

セルラーモデルで通信事業者のサービスを契約している場合には月額料金がかかる

Apple Watchを購入するのみでは、月額料金はかかりません。セルラーモデルでモバイル通信を利用するために、対応する通信事業者のオプションサービスなどを契約した場合に、別途月額料金が発生します。
セルラー通信を利用したい場合は、手持ちのiPhoneで契約している通信事業者がApple Watchに対応しているか、利用中の料金プランを含めて事前に確認しておきましょう。また、すべての通信事業者や料金プランがApple Watchのセルラー通信に対応しているとは限りません。
「Apple Watchを買ったら毎月料金がかかる」と考えるのではなく、自分が必要とする機能や使い方に合わせてモデルを選ぶことが大切です。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー