きょう8月29日(土)よる9時30分すぎに放送予定の「24時間テレビ49」スペシャルドラマ『幸せはある』。喉頭がんで声を失った希代のヒットメーカー・つんく♂と、彼を支える家族の実話をもとにした物語を、妻・加奈子さんの目線から描きます。

このスペシャルドラマ『幸せはある』のドラマドキュメント「声を失って10年 つんく♂が今伝えたい“幸せ”とは」を、29日(土)よる9時台に放送予定です。

この企画では、『幸せはある』の放送に先立ち、人気ロックバンド・シャ乱Qのボーカルとして一世を風靡(ふうび)し、その後はモーニング娘。をはじめとするアーティストのプロデューサーとして時代をリードしてきたつんく♂のこれまでを、貴重映像とゆかりのあるゲストのインタビューを交えて振り返ります。

◆安倍なつみが明かす つんく♂からかけられた忘れられない言葉

今回、モーニング娘。初期メンバーだった安倍なつみが出演。出演に際し、安倍は「つんく♂さんは、今の自分に何ができるかということを常に考えて、そして、表現者として、プロデューサーとして、面白いことや、ファンの方や多くの方に幸せなもの、笑顔になれるものをいつも提供されているなと思います。いつも楽曲や音楽など、ご自身にできる形で、何ができるかなと常に考えて、作られて、世の中にリリースしているその姿勢はなかなかできるようでできないというか、本当に尊敬でしかないです。私としても、そういうつんく♂さんの生きざまや姿勢を見て、すごく学ぶことが多くあります。今自分にできることを常々考えながら、表現されている、伝えることを止めないことは、すごく素敵だなと思いますし、尊敬してる部分です」と、つんく♂に対しての思いを語りました。

放送では、モーニング娘。としての活動を振り返り「曲の中の歌詞の意味とか、どう表現したらいいんだろう?っていう。『恋愛レボリューション21』なんかは歌詞の変更が結構あって、歌っていく中でつんく♂さんが『いや、そうじゃなくてこう歌ってみて』って。『抱いてHOLD ON ME!』のレコーディングの時に、ブースに入って4時間たってたんですね。ヘッドホンの跡と髪の毛汗びっしょりになるくらい。リズムのことから、歌うニュアンスの細かいところまで、途中クラっとめまいがするくらい、それくらい集中してやってましたね。はっと気付かされたというか、『安倍はモーニング娘。の顔なんやで』って言ってくださって。目が覚めたというか、そっかって、頑張らなきゃなって思えたというか」と、つんく♂からかけられた忘れられない言葉を明かしています。

◆Ado 歌唱オファーをつんく♂から受けた時の思い

つんく♂は、2006年から続く大人気ゲーム「リズム天国」シリーズの大ヒット中の最新作「リズム天国 ミラクルスターズ」にも、総合プロデューサーとして開発に携わり、多くの海外ファンも魅了。この最新作では、つんく♂が作詞・作曲した楽曲をAdoが歌うなど、時代の先端を走るアーティストたちと新たなヒットを生み出しています。

今回のドラマドキュメントには、歌い手・Adoも出演。放送に際し「リズム天国」最新作への歌唱オファーをつんく♂から受けた時の思いについて、「もうものすごくうれしかったですね。『リズム天国』というゲームが、私もすごく大好きで、初めてプレーした『リズム天国』が、DSの『リズム天国』だったんですけど、それがだいたい私が七歳とか八歳とか、本当に小学生の幼少期の頃にプレイをして、その後出たWiiの方もプレイをして。本当に人生にものすごく影響を与えられて、すごくすごく大好きなゲームだったので、そんなゲームに、しかも『リズム天国』という作品に私が参加できるということが、本当に感激で、何よりもうれしい気持ちでした」と語りました。

放送では、つんく♂の楽曲について、「どの曲も耳に残りますね、全身が覚えている感じ。リズムと楽曲の喜びに満ちあふれるような。つんく♂さんの楽曲とワードが合わさると、『これだ!』ってなる感じが、本当に唯一無二という言葉がふさわしいなって思わされます」ともコメントしています。

◆ 「24時間テレビ49」スペシャルドラマ『幸せはある』 あらすじ

『今から検査』
『了解。結果出たら教えて』
やりとりされるメッセージの文面。
2026年4月、ハワイ。妻・加奈子(北川景子)はそのメッセージを送ってからというもの、返事が来るのを待って、ずっと落ち着かない。
なぜなら今日は東京で、夫・つんく♂(高橋光臣)が検査を受ける日。淡々といくつもの検査を受けながら、祈るように目を閉じるつんく♂。2人の心にある共通の不安、それは「再発」という恐怖。胸が張り裂けそうになる加奈子に、3人の子どもたちは励ますように声をかける、「大丈夫だよ、お父さんは」。その笑顔に救われる加奈子。返事を待っている時間が永遠に続くかに思われたその時、スマホにようやく届いたメッセージ――『問題なしやった』。その瞬間、張り詰めていたものが解け全身から力が抜けていく…。そんな身の縮むような時間を、加奈子たち家族は10年以上も繰り返してきた――。

2005年に出会い翌年結婚したつんく♂と加奈子。当時つんく♂は多忙を極め仕事最優先の生活を送っていた。もともと結婚当初から喉に違和感を持っていたつんく♂だったが、その違和感が顕著になったのは結婚から7年後の2013年。この年、つんく♂がボーカルを務めるロックバンド・シャ乱Qは結成25周年。ただでさえプロデュース業で忙しいのに、25周年記念ライブの準備が始まり、疲れはピークに達していた。
声がかすれ、新曲の仮歌もうまく録れない…。一緒に働くエンジニアの田所(田中樹)も「働きすぎじゃないですか?」と心配するが、つんく♂は「ありがたいねん。いっぱい音楽家がおる中で、俺と仕事したいって言ってくれる人がおんのが。だからできることは全部やりたい」と、みんなの期待に応えようとする。

しかし、喉の調子は悪くなる一方。加奈子は「少し休んで、病院でしっかり診てもらうとか…」と、体を優先してほしいとお願いするが、つんく♂は「ファンも待ってるし。歌は俺にとって命やから」と、その強い意志にそれ以上は何も言えなくなる…。そんな加奈子の心配をよそに、25周年ライブ本番でつんく♂の喉は絶好調。ファンの前でカッコよく歌う父を、3人の子どもたち(前田花、永瀬矢紘、野島瑠玖)も誇らしげに見守った…。しかし、加奈子たち家族がつんく♂の歌う姿を見たのは、それが最後になってしまう――。

翌年、残っていた仕事を終わらせてから受けた検査でつんく♂に下された診断は、喉頭がん。そこから、家族の長い闘いの日々が始まった。
放射線と抗がん剤…。一度は終わったと思った治療、しかし一向に良くならない喉の状態…。そして最悪の知らせを、モーニング娘。のライブのために訪れていたニューヨークで受け取ることになる。
がんは消えていなかった。家族は帰国し、そのまま病院に直行した。担当医師の白石(武田真一)は慎重に言葉を選びながら提案する。「がん細胞がどこまで浸潤しているかはわかりません。声帯の全摘出を考えるのが妥当でしょう」。その言葉に加奈子が食い下がる。「先生、半分だけでも残せませんか? 部分切除じゃだめですか?」彼女自身、もうその段階を過ぎてしまっていることには気づいていた。けれど、あらがいたかった。つんく♂は穏やかに、けれど強い覚悟で言葉を発する。「わかりました。声帯を全摘出してください。そして、私は生きます」。そう言うと、加奈子に向かって笑顔でうなずいた。
そして迎えた手術前夜。つんく♂は病室で子どもたちひとりひとりに語りかける。「最後は、ママの番」。加奈子とつんく♂、2人きりの時間で、加奈子はつんく♂との出会いから今日までのことを思い出す――。

◆「24時間テレビ49」スペシャルドラマ『幸せはある』 概要

■放送日時 2026年8月29日(土)夜9時30分過ぎ
■出演 北川景子  前田花 永瀬矢紘 野島瑠玖 / 田中樹(SixTONES) モーニング娘。'26 武田真一 / 高橋光臣
■脚本 岡田惠和
■音楽 はらかなこ
■演出 南雲聖一
■プロデューサー 明石広人 秋元孝之 大形美佑葵
■チーフプロデューサー 松本京子
■企画協力 新潮社 つんく♂「だから、生きる。」(新潮文庫)
■制作協力 オフィスクレッシェンド
■製作著作 日本テレビ

◆24時間テレビ「いのちをつなぐ がん募金」 概要

今年の24時間テレビでは、目的別募金「いのちをつなぐ がん募金」を実施します。北川はスペシャルサポーターとして、主演を務めるスペシャルドラマやその他の企画を通じて、がん対策に関わる支援を訴えていきます。

日本人が生涯でがんになる確率は、2人に1人といわれています。

2006年のがん対策基本法成立から20年。
法整備、医療の進歩で、がんは共に生きていく時代に。
だからこそ、支援を必要としている方はたくさんいます。

24時間テレビは、がんの研究、啓発、患者支援など、がん対策に関わる支援を、皆様からお預かりした寄付金で行っていきます。

◆「24時間テレビ49」概要

■放送日時 2026年8月29日(土)18時30分~8月30日(日)20時54分
■今年のテーマ 「わたしの家族の話~あなたは誰を想う?~」
■会場 両国・国技館
■総合司会 内村光良、羽鳥慎一、水卜麻美(日本テレビアナウンサー)
■チャリティーパートナー SixTONES、山崎育三郎、芳根京子(五十音順) 
■チャリティーランナー 星野真里
■スペシャルサポーター 北川景子
■スペシャルサポーター(チャリTシャツ) ちゃんみな